しばらくお酒を口にしないでいました。
理由は、ぐでんぐてんになる=寝るまで飲んでしまう
呑むのはいいのですが、翌日起きられなくてきついのです。
それで、あるときから呑まなくなりそのかわりお水飲んで寝ていました。
いや、寝られるもので、てっきり依存症かと思ていましたが
意外に、普通でよかった、自分
というのが数か月。
最近は、ウイスキーのいい呑み方に気づいて
その飲み方で呑んでいます。
だいたい、ウイスキー?焼酎だと、どのくらい薄めたか
わからないけど、ウイスキーだとわかるから、ウイスキーがいい
という、飲み方をしていたので、自分の中では再発見だったりです。
学生だったとき、神田のさぼうるという喫茶店で、夜
ウイスキーを頼みました。
そのとき、店の人に、シングル?ダブル?と聞かれて
うーん初めてのむっぽく見られたくないなあと
ダブルを頼んでのですが
だいたいシングルとかダブルって意味わかりませんでした。
でできたのはほんのちょびっと。
ひれでも間違って一気に飲んでしまい、かっーと来て
帰りの地下鉄、たしか西日暮里あたりで気持ち悪くなって
いったん降りたのを覚えています。
それと思い出すのは、いまの地元にニツカの蒸留所があるのですが
そこの試飲コーナーで、好きなものをショットグラスでいただけます。
有料ですが、何十年物というのもあり
まるで琥珀色に輝くものをそこの水でチェイサーして
呑むという飲みかたを、そこで知りました。
恥ずかしながらです。
そんなに強くないのもありますが、飲みかたを知らないのです。
で、最近に話は戻りますが
寝る前、ウイスキーを日本酒のお猪口に注いで
ちょびちょびっとそのまま飲みます。
いっきに飲み込まず、口の中に含むと体温で
アルコールがふわっと広がり、鼻腔に抜けます
一瞬息をとめて、そして吐いて吸うと、
まず鼻で香りを感じ、そしてあまりぬるくならないうちにごくり
と飲み下すと、アルコールのとろりとした感触が
喉を焼きながら、下に降りていきます。
夜中なので、もうすでに胃の中は消化されてなにもありません
胃のなかもかーっと来ます。
まるで悪い遊びみたいな罪悪感を味わった後は
食べ物の代わりに、水を飲みます。
そうすると、胃の中に今度はツメタイ水で、
アルコールの焼けた感じが冷えて広がります。
まるで胃の中で水割りを作っているみたいなん感じです。
ちょびちょびなので一気に酔うこともないし、水が肝かもしれませんが
これで幸せに浸れて、そして二杯だけねと決めて、
(当初は一杯だけだったのですが、おかわり付きになった)
そして飲んだら明かりを消して、そのままベッドで寝ます。
そうすることで、明かりつけっぱなし、
パソコンつけっぱなしという飲みかたとはサラバしました。
おつまみというのは特に口にしませんが
あれば、ドライフルーツが最高。
そんなことを思いながら、いつもの中古屋さんをうろうろしていたら
いいショットグラスを見つけて買ってきました。80円。
それと、ほんとはニツカ宮城峡がよかったのですが高かったので
グレーンのないモルツだけブレンドで手ごろな価格のニツカ竹鶴を買いました。