ここは、東北の「100万都市」仙台。
東北各地からの「到着地」の都市です。
駅東口には各地からの高速バスが頻繁に到着します。
ベンチに座って、なんとなく眺めていました。
降りてきた、団体は岩手の前沢から。
おばあさんたちが、ぼくの座るベンチの横に、よっこらしょ。
同行者たちと、地元言葉で話しています。
知らないはずなのに、なつかしい感じ。
次のバスは山形からのバスです。
これははっきり懐かしい言葉のおばさんたち。
「おしょーしな」(ありがとうございます)
運転手さんの声に、見送られて
ここから、それぞれの仙台へとそぞろ散ります。
いっぽうここに住み東京へと旅立つ人たちも。
その人たちにとっては、
ここはいつでも帰る場所なのでしょう。
いってらっしゃい。そしていつか、おかえりなさい。