うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

「手ぶくろを買いに」

1pict5471 村の中の、有機的なつながりが、
やがて、ものを介してのつながりになり
都市になり、顔の見えない関係になっていった。
そして枠組みの、目に見えない理念や道徳と
いう「たが」を自ら緩める人たちが増えた。

先日見たニュースでは、アメリカが遠隔モニターをみながら、
偵察飛行ロボットにミサイル発射の指示して殺人をしていた。
仮想現実ではなく、まさに現実として、ロボットが、殺人をする。
それは恐ろしい、これからの現実社会。
トイズと言う映画のごとく、おもちゃの技術は軍用に転用されていく。

あるいは、北朝鮮を「敵」と呼び、
「狙われたら先制攻撃を」と叫ぶ防衛庁長官の意識と言い
戦争がどんどん身近になってきていることにもぼくは恐怖を。

戻って、インターネット。

欺瞞に満ちた社会を子供らに教えなくてはならない。

悪意がある事。それは悲しい。

そんななか、有機的な流れを、取り戻せる呼び水として
無機空間の代表のウェブの中に存在しはじめた、

「ブログ」や「ソシュアルネットワーク」はいまのところ「希望」。

すでに、企業のパソコンの中で特に意識もなく
それぞれが一つのデータとしてぼくたちは存在していて、
メールや個人情報もひとつのデータとして、
購入者(個人)は企業の中のひとつの構成をしめている。
企業にとって、閉じられた企業内情報でなく、つぎのデータへバトンタッチされ
ときに会社を飛び出していくのは、開かれた世界。

自分の分身たち、それらのすべてとは、善なる気持ちでむすばれてほしい。
いいつながりをこころから願うばかり。

タイトルは、大切な坊のため「本物のお金」を渡すという事に意味がある気がします。

ぼくたちは、親きつねです。人に伝えたいのは、子ぎつねへの愛情そのものです。

子ぎつねは善でつながりたい人の部分でしょうか。