アルミのシフトノブを手にし、机の上で眺めること1ヶ月。
さてついに禁断のシフトノブ破壊交換に挑みました。暑くていらいらしていたんです。
なんか、燃えていたんです。
自分では交換することに、さほど意味を感じなかったのですが
ふたつの理由で思い切りました。「縁」です。
ひとつはシフトノブをオフ会でいただいたこと。
それとこのブログ「スイフト シフトノブ 交換」で訪れる方結構いらっしゃるのですが、
なにも情報がないままでは申し訳なく思ったので、書くことにしました。
これも縁です。
ただ、ぼくの場合いもねじ式のノブだったので、
ダイスでシャフトにねじを切る作業をしていないことを最初に書いておきます。
総作業時間は30分かかりませんでした。
(いもねじの汎用ノブでない時、シャフトにダイスでねじを切る必要があります)
まず、ドライヤーを準備してがんがん暖めます。
このくらいの位置でも大丈夫でした。
左右両側から位置交代しながら15分ほどでしょうか。
もう、放棄しようかと思うくらい長く感じました。
ある程度温まったら、あとは思い切るだけ。
プライヤで根元をはさんで、ぎゅぎゅっはさんで
ぐりぐりって左右に力をいれて
それから、手で上に引っ張るとすぽっと。
抜けてみればびっくりするくらいあっけないです。
そして残るのがこれ。
太すぎるので切断してしまうしかありません。
手元に取り付け予定のノブがあると思いますが
そのノブのなかの深さや全体の高さとの調整をしながらに
なるかと思います。
スイフトのギア側、癒着式というのか、
ねじが切ってありません。
のこぎりを持ってきて高さを合わせて
少しずつ輪切りにしていきます。
下の方のスカートを残したかったので。
鉄のシャフトの上にプラスチックが圧着されています。
輪切りにしたら、プラスチックをプライヤーでえいやっとして
いらない上の方をばきっと割ります。
そして新しいノブを合わせて行きます。
切りすぎると、高さがあまったりでかっこ悪いし、
プラスチックの土台のうえにノブを載せれば
シフトノブ位置を高くしたいときは短く切ればいいのですから
切りすぎには慎重に。最後に一番下を
自己融着テープでくるんだら終わりです。
取り外した純正ノブは重量270グラムでした。
取り付けたものは185グラム。
ちょっとシフトフィール重視型になったというか、
無理には入りずらくなったので、クルマにあわせてのシフトと言う点で
車にはやさしいかなと言う気がします。
下取り価値を考えている方にはお勧めできませんが、
いつも手に触れる部分ですから、スイフトすいちゃんに対し、
自分で交換したことで、より愛着が増す気がしています。