うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

意識のずれ

具合が悪いから、会員になりたい、
野菜を届けて欲しいと、半年前
電話で言われて、こちらも多少
コースに無理をしつつ、届けていたわけです。
60くらいのおじさん、多分一人暮らし。

ぼくの書いた通信がためになるから
前のも、全部欲しいとか、
へんなこと言うなあと思いつつ
それも届けたりしたり

野菜の素性、畑のこと土のこと、食べ方のこと
何人くらい会員がいるのか
とかも聞かれ、それも全部嘘なく答え、
半年間届けました。

で、去年の末、もういらないとこれも電話。
料理できないのかなあという推測を
ぶっとばす発言。
「たくさん野菜があって、
みんな投げていた(捨てていた)もったいないから
もういらない。」

セットにしたりするとき、
この、最後の言葉がいまでも尾を引いててつい
少なめにしてしまうのが、
自分の中でちょっと悔しいんです。

話は変わり、先日、知らないひとから
ぼくに会いたいと電話があり、会って来ました。
仕事と言うより、初めて会っていきなり人生相談みたいな?
野菜の配達を中心にしている自然食品店の店長でした。
落ち咲いたころ、お店に来た、
ぼくのお客さんの話になりました。
「うちの経営コンサルタントが、そちらで野菜を
買っていて、聞いた事にちゃんと答えてくれると褒めていた」と。
それはうれしい、なんと言う方ですかと
たずねると、あのおじさんでした。

それでもまだしばらくは気がつかなかったんです。
そこの経営コンサルタント
なんでぼくの野菜を?ひっかかって
家でしばらく考えて、すべての合点がいきました。

自然食の世界って狭いし、意外に草の根意識で
仲間感覚があるから、普通に聞けば、
それにりの情報はあげるのに、
経営コンサルタントではそう言う意識は
ないんだろうなぁ。
というより、そういうつながりが大事なんじゃ?。
話をしにきた、店長のように。くしくも、
同じ店のひとが、違う意識とルートでたずねてきました。