知り合いの先輩オーディオマニアのところに、
組み立てた2A3真空管アンプを抱えて訪問。
そのひとのとこの装置は、ショップで物々交換で手に入れたという
アルテック600B平面バッフルスピーカーに、
アルテックの映画音響用ミキサーとパワー。
どれも貴重なヴィンテージもの。
プレーヤーは、「ベイシー」と一緒だという。
(これがサブでメインは4wayマルチアンプのアルテック)
窓を閉め切り、カーテンも閉め切り、レコードから音をだす。
もちろん真空管なので、これが熱い音。
前に出てきて、ぽわっとステージが広がる
なかなか聴けない乾いた60年代の音。
音は熱いけれど、身体も暑い。
後ろにある四つの真空管アンプの熱がストーブのように容赦ないのに
エアコンも扇風機も音がゆれるので、つけない。
下を向くとぽたっと汗。
ひたすら我慢をしいられながら大きな音で聴いていると
マニアの家には夏来るもんじゃないなと思ったりしてして
ごめんなさい。
それにしても、
自然な空気感、ライブの音の臨場感は日常を忘れる。
ああそうだ、一関のベイシーに行きたいな…
あそこには確かエアコンが入ってた。