うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

ジロで庄内 210k  リタイア


夜21時には寝て、それから朝、アラームがなるまでぐっすり
一度も起きませんでした、かなり疲労していたみたい。

寝坊したわけではないのだけれど、根本的に自転車移動だということと
会場まで15キロ離れていたのを忘れていました。
(つまり時速15キロで移動して1時間かかるのにスタート1時間前に起床したということ)

急いで支度をしてでましたが途中コンビニでなにかを食べて、
6時スタートに間に合わせるにはかなり厳しい。
ということで、いきなりの時速40キロ巡行。

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月山裾野と太陽。

ぎりぎり5分前についてほっとしましたが
足のほうに代償がそれなりにあったような。
スタート位置はもちろん最後尾。

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1分毎、スタート位置まで少しづつ進む



時間差スタートだったので先頭から15分くらい遅れてようやくスタート。
エイド渋滞を回避しようと、とりあえず頭目指して頑張ります。
とにかく抜きまくる、後ろから抜く人がいたらつく。
という感じはこりゃレースか。
時に平地でひいてあげるという合図をだしてくれるひともいたけれど
しばらくしてちぎられてしまった、サイクレスタジャージのひと速すぎ。

平地長いなあと思っているうち、
やがて畑のなかの直線登りにはいりました。
あれ、あっという間に過ぎてしまったし、そんなに登りでもなかった?
とにかく暑くなる前にということもあり急ぎます、
が、ぜんぜん頭に追いつく気配なし。
それはそうだ
強度的には、200k持つはずのペースぎりぎりで頑張りますが。
みんなか速い猛者ぞろい、そのうち、オリンピアと書いたゼッケンのひとに抜かれ
後ろについたら、すっげー太ももの筋肉、横にはみ出しているのってどれだけ。
何食べるとそんなになるんだろう、練習の賜物なんだろうけれど。
ギアはとみてみると、あれフロントインナーでリアもぼくと同じ真ん中ギア
当然軽く回しているんだろうけど、それでいいのかと少し安心。

さて第一エイドに到着。
思わずじっくり休みそうになりながらカット果物を食べて、
(コンデンスミルクもってくれば良かった)飲み物補充
(これ普段のイベントではありえないけど今回はすごく大事なので忘れず)して

もっとなにか食べたいと思いながら出発(コンビニおにぎりをこの時食べた)

 

やがて下り、といっても緩やかに下る平地、昨日炎天下ひたすら上った
川に沿った緩やかな傾斜を回しながら下ります。
いつもはこういうとこで抜かれることない好きな下りなんだけれど、
今日は抜かれるなあ。なんだろうな。
自分で思うより遅いのか、疲労がたまっているのかな…。

ただ、抜いていったひとがすぐ力を抜くので、
抜かれたこっちはブレーキかけないとタイヤが、はするほど減速。
足を止めることになる、そんな速度差で抜くのなんで?と思いながら。
じれったくなりまた抜き返すを何度かします。

と、そのひとたち、 抜き返さない、ずっと後ろについてくれちゃって。
でぼくは、自分が一人で走る以上の出力をずっと
維持しなければならず、休みどころがない。振り向くと平地で10人くらいついてる
いやあのね悔しくて抜き返したんじゃなくて、
抜いたならその速度でずっと維持してくれれば…ぼくも楽したかったんだけれど
そうできないのがきつかった。運?

第二エイドでもあまり休めず

だってみんなすごい勢いでついては出ていくのだもの。
休みじゃなくサインして出ていくタッチアンドゴー状態。
えー。もおいくの?という感じ。
せっかく抜いたひとをまた途中で追いついて抜き返すのは嫌なので、
ぼくも急いで出ます。

数十キロ平地をそうしていて、お日様もきつく、もうだんだんへろってきて
やがて休みたいなあ、日陰ないかなあ、あ自販機だ…いつもなら休んでるなあ
なんて思いながら炎天下。、
コンビニも確か第三エイドと第四エイドの間までなかったな、どうしようかな
だんだんオーバー30ペースはきつくなってきました。
だれかに追いついてでも、ひとりで走るより遅いんじゃ意味がないから
また抜く。の相変わらず繰り返し…


もうたまらず自販機を見つけて、先頭離脱、勝手に休憩。
この時点でもう足終わってました。
今朝、起きたとき疲れはさほどないと思ったけれど、
無理するとダメージメーターが一気に上がるような
ゆとりのなさ復活のしなさ加減に前日の半分くらいの疲れしか抜けていないみたいな
感じがじょじょにしてきました。

第三エイド、ようやく休憩。

これもうダメかも、
暑すぎるし、無理して後遺症がでるかもという不安
あと100キロ、がんばって走り続ける理由がありませんでした。
おなかも減って気持悪くなってきました。
いちばん便利で近い駅は、と頭の中で地図を書いてみると
余目でした。
ルート図では幸い、第三エイドから第4エイドの間に北余目駅を通るので
幸い一駅分、走ればいいだけ。
 …そこから先に進むと、余目駅からは離れていくばかりだし
できるだけ乗りたかった17時の列車には間に合いそうもない
…となると、帰宅は0時前後。たまちゃんも暑い中待ってる…。

第三エイドに参加者はぞくぞくとやってくる中ではありましたが
急ぐことないや、と決めこんで
寄りかかって日陰でひとり休むことにしました。20分くらい休もう。
しばらくしてスタッフのひとが大丈夫ですか?水持ってきますか、。
と話しかけてきました。

酒田まで車で送りましょうか、ほかにも3人いるので乗れますと。
余目まで自走で行きますといってここでリタイア宣言。
無理すれば走れましたが走っていた楽しくないので
一旦休んで考えたらもう走る理由がありませんでした。

なにも惜しいとが残念とか感じませんでした。
そこから駅までも再び平地のオーブンみたいな灼熱だったし。

こんなビデオがあったなと思い出しながら走りました。

 

 


100キロのこしてリタイア。
結局自分以上の能力をだしきって自滅ということです。
暑さのなか、ゆっくり走れば完走できたと思うけど
完走することには意味を感じなかったな。

それにしてもみんな速いのね、レースかというくらい。
常に後ろから追っつかれるから足を休められず、
もうちよっとゆっくりマイペースで走りたいのに
そうできないのがしんどかった。


210kのイベントはレースイベントを楽しめるだけの
力があるかどうかなんでしょう。
正直、走る目的や意味がなくなってしまって
子供の時そうだったように、つまんない、もうやめた。
負けるだけのゲームを閉じた気分。

ひとりでマイペースで走る旅がぼくには向いています。
だれか仲間と走って楽しいイベントは楽しくないからもういいや。
ひがみですな、まるで。


あ、あとちょっと苦言。
スタッフさんの対応はみんな素晴らしかったのですが
年配の管理ライダーさん、ゆっくり走っていたので
抜こうとななめ右側に入ったら、いきなり右を向いてぺっ。
顔に当たるとこで、あぶなかった。
せめて配慮してください、後ろに。

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中、という注文。600円



電車の時間まで余裕があったので余目駅近くの
「八千代」に行きました。メニューは中華そばのみ。
願い届いたような中華そばでした。
すみません中、頼んだくせに麺少し残しちゃった。
最近自分で思った以上に量を食べられないみたい。

帰りはたまちゃんが待っているからと、輪行で急いで帰ったつもりが
自宅についたのは余目駅から7時間後でした。
自転車での自走よりかかる各駅停車乗り継ぎ。
二度ほど途中下車して時間つぶしのローカル線の旅は
それなりに一日を振り返り心癒すには十分な時間がありました。

あとでストラバ出力見てみたけれど
夏以降以前とは平均出力が30ワットくらい落ちてる。
これはなんでろう。
涼しくなったら復活するのかな。

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選択に後悔はないです。