ブルージャイアントという映画を観ました。
何の根拠もなく、努力と若さでつっぱしる疾走感が心地いい。
ぼくは観ててかつてバイト仲間だったピアノ弾きの知り合いが
山下洋輔とセッションした演奏を聴きに行ったことや
ライブハウスでサックスふきの女性と会話したときのことか
懐かしい思いもかさなりつつなにより音楽三昧。
みんな優しい。
実写だと「セッション」でさえ吹き替えっぽいのが気になったけど
アニメだと、もともと吹き替えなので実際に演奏している感がリアル。
音楽も良くて、最後のクレジットまで目を凝らしてみたら
オリジナル曲は作曲は上原ひろみなのね。
ピアノの吹き替え演奏も。
技巧っぽい感じから内臓飛び出る演奏までリアルでしたって
そっか本物だもの。
自宅のシステムが5.2チャンネルなので、ジャズに対してその迫力ったら
高域でフロントはリボン、リアはホーンという構成なので
金属っぽさも表現できる。
これはローラーとも相性がいい感じなのでDVD買おうかと思ってAmazonみたら
DVD高い5000円近いの、無理だわ。
ドルビーの音質はBlu-rayのほうがいいのだけれど
Blu-ray、1万円近い。さらに無理。
やはり評価高いのかな。
しばらく高揚してそう。
しょうがないから、Spotifyで上原ひろみのサントラ聴いてみたり。
以前宮城の肉屋さんがやっているジャズ喫茶に、連れられて行ったとき
どんなひとを聴くの?と聞かれ、答えに詰まりました。
ジャズ喫茶で流れないジャズが好きなんで…。
北欧のヨーロピアンジャズのようなさわやかなクリスタル系。
でも、このブルージャイアントのようなジャズは、生で聴かないと。