うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

見えない思いの時間

1or202070 今日、料理教室でした。
本日は、しょうゆだけ使った料理でした。
だいこんのステーキ。これは、んまい。
しょうゆだけなのに、切り方と
加熱の仕方に、コツが。
それをクリアすると、こんな世界が。
だいこんの命。
しょうゆ醸造にかかるの時間の長さ。

料理って食べたときに、作られた過程の
時間を感じることがあります。
それが作り手の思いで、見えない相手への愛情なんだと。

相手のために食材求めて「走る」ことがご馳走の
概念であるわけですが、
地球の裏側から、もって来ちゃう時代では
もってくるのに時間がかかるので
料理に時間をかけなくても
よくなって来ちゃっているのかもしれません。

昨日、久しぶりにピアノレッスンを聞いていたら
なんとなく、似ている曲があったっけと思い出し
今日は、そちらを聴きながら書いています。
サミュエル・バーバー
弦楽のためのアダージョという8分ほどの小品です。
この曲は、自分がすとんと空虚な何かに
落ちていき、悲しみにくれ、たいせつな
なにかを見あげ希望を高みに抱く、そんな印象の曲
それは死ではなく生きつづけるための
あえて悲しい旋律であるような。
シンプルに。