うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

決意は不思議といつもこの時期。

この仕事をしようと、こころに決めたのは
3年前のちょうど今頃。
この時期になると、条件反射のように
よみがえるあのころの不安な気持ちと覚悟。
ここまでたどった…ここ毎年、振り返る今の時期。

信念を行動に移した、最初の頃…
「思い」がある以外、なにもなかった、

だからそのとき、できることを
ないならばの形で、ただ始めた。

ほんとに情けないほど、なんにも。
ないというのは、もう、それは清々しいほどで。

信用を作るところから、やらねばと
いっそのことと、名刺も持たずに
ギミックのないことを積み重ねるしかなかった。
知り合いも、歴史も、自分を証明するものも、なく
そのなかでいかに人とつながれるかという
ところに、かけてやってきた。

それは社会への挑戦状みたいなもので…案の定
いくつかの会社は、相手にしてくれなかった。
いくつかの畑は、個人とは取引はできないと、言った。

けれど、そういう返事すら気持ちいいもの、
なにもないことが心地よかった。

やがて少しずつ、いろんな人と話をする場が多くなってくると
オフィスの中、名刺交換の場で「名刺ないんです」ということも
さすがに大人として、気恥ずかしくなってきた。
1年目、名刺を持った。

これからも変わらず、名刺一枚の商売、

ずっとそれでもいいのだけど、
ぼくはまだ、あとひとつ、かなえたいことがある。

徐々に次の時期が来ているような気がしていた。
だんだん、それにきちんと向き合い始め。
いま、夢と言っていいのか、

その前段階の思いを育て抱え始めていて。
ますます忙しくなるけれど…。

かなえたいのは、
街の中に芸術作品を作るというような夢。
一人ではできないこと。
それは「街を耕す」という思う言葉の
ぼくなりの具現化の夢。

今年中に糸口をつけて、
来年には、なんとか「あれ」を形として作り
再来年以降、別のとこで「あれ」が何とかなれば…
最短3年、最長7年計画のプロジェクト、
ぼくは裏方のシステム作り。





夢。
ほんとうに今の段階では
夢。

けれど行動に起こしてこそ
夢は動き始めるから。
無理、と思ったらそこで終わるから。

そしてひとりで見るより、
思いを同じくする人たちと
同じ夢を見てみたいから。

残り時間を考えるとき、
寄り道した時間を取り戻すのに
ひとの倍の速度でやらねば
間に合わない。

『こうあったらいいのに』ということを
だれもやらないから、ただ自分で創ろうと思う。

うまくいくのか行かないのか、だれもわからない。
うまくいかないという想像をできないのは
ぼくが、きっとただ、それをしたくているからなんだろう。

きっと、一人じゃないと、思いを同じとする

だれかを探す長い旅の始まり。