うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

エレベータが4つ

県庁近くの役所に
毎週、出かけています。

その役所、ひとがいないのに
エレベータは不愛想な同じものが4つ並んでいて
で、ひとつボタンを押すと、4つ分の上昇ボタンに明かりがつき
手間はかからないけど、直前までどれが来るかわからない。

くると、ぽーんと、音がしてそのエレベータの
来ましたよの明かりがつくタイプ。

で、毎週ここに行くたび、ひとりで
ゲームをしています。

ボタンを押して、どこにくるかな。

で、ここと思ったエレベーターの前に立ちます。
もう自信満々でドアの真ん前に。

感じます。
ただ、ここにつく未来を。

で、当たるときは行きも帰りも、
立った前がポーンと当たりよろしく華々しく
開いて、

そういうときは満ち足りて、さらに
それが三週つづいたりすると
これはいったいなんだ、なんの才能だとか、思ったり

当たり前にも感じたりするんですが、

 

今日、まるで冴えなかったんです。
いきも帰りもはずれ。
ぜんぜんはずれ。
いちばん離れたとこだったりして
情けないったら。

こうしてたぶん一年間とおしてみると
五割、だったりして平凡なとこに落ち着くんでしょう。

集中すると、わりとすごいんですが、
気がそぞろのほうが、なんだか多いんです。

しょうがない、ずっとずっとむかしからこんな自分なので
それでもだんだん、愛おしくなってきているところです。