男の知らないひとに声をかけられ
事業者それぞれ何人かで、ひとつの店をやろう
という話が持ち上がっていたりします。
ちょっとあまりない店。「賛成」といいつつ、実際、ぼくの奥深いところで
躊躇していたりします。
なんだろうなこの感覚。
自分の得意不得意、これは冒険に近いことをしようと
しているからなんじゃないかなと
ふと思い当たる。
船頭多ければ、みな自分の考えが理想が言いにくくなる。
理念が薄れ、道に迷い場当たり的になる。
あいまいな感じのところに積極的に
関わりをさけていくようになる。
だれも責任を負えなくなる。
なによりも、
冒険は一人に限るという気がふと。
みんなでなにかひとつのことをやるというのは、
イベントにはいいけれど、
長くやる仕事として、違うんじゃないかと。
立場も違うそれぞれ持ち寄り片手間として、
できることではない気がする。
さて、どうしようか。
からだはひとつ、こころもひとつ
そして、それが分裂して
ほかのひとのものとまじりあう。
それが、気持ちいいことでないのなら
すべきではないと。
こころは結論付けている。
だいたい何人かで始めると、分裂して空中分解するもの。
やるならひとりで。