うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

笹谷、金山、鳩峰峠、旧道巡り

昨日寝る直前に明日早起きしてライドを予定していたということを思い出して

さあてどうなるか、と思ったら睡眠五時間で寝起きすっきり。

いつもより早く寝ざめてしまい、天気も上場、こりゃあ行くっきゃないでしょと

平時のやる気満々だった時に作ったルートをなぞりに出かけることに。

以下写真多めです。

 

 

鳩峰峠に行きたかったんです。

ついでに笹谷と金山峠。

先日のレースで落ちて来たから抜いても抜いても引き離せず、

復活して最後まで抜きにかかってくるゾンビみたいなひとに刺激を受けました。

それで峠を頑張るでもないでも、少し走りたいなと。

走り始めてやはり思ったのは体が重いい。

パワーも思うより20wほど少ないんだけれど、これずっとそんな感じで

思うに、レース用自転車にパワーペダルつけてまた外してクロモリにとりつけた時

グリスを塗ったのと、またすぐ外すからとしっかりしめこんではいなかったんで

そのせいなのかなあと思ってはいます。

 

今日は旧道がある道は旧道のように国道にそっ走る生活道路をメインに選びました

スピード上げての走りやすさより、静かな道を走りたくて。

で、さっそくいい道だなあと、感激していたらその先すぐ行き止まり…

ずいぶん戻って結局国道を走る羽目に。また出直してきます。

うわあー、と思って写真撮って進んだらすぐ違う意味でうわあ。

笹谷まででも少し古い集落があるもので意外でした。(志那そばやの道に出ます)

真ん中に主題があります

そして先日見つけた高速古関パーキングエリアに入ってヤマザキストアで

朝ごはん食べて来たけど、改めてごはんを広げました、ピクニックみたい。

こんなさびれた山の中になんだかちょっと↓異次元空間出現です。

木陰のベンチで山と行きかう人を交互に眺めつつ、広げて食べる

面白い。浮きまくった格好のぼくを相手にたんたんとレジ打ちするひともしかり。

珈琲マシン、デイリーヤマザキってあまり知らないんだけれど、マシンの中が

見えるのね、遊園地みたい。、しかも出てくるカップは閉鎖されていないから

置き場所間違ったり早く持ち上げたりするとこぼれてしまう。

ういーん、しゅわー、がちゃん

笹谷峠は宮城側はゆるやかで、明るくて、ひぐらしがところどころ鳴いていて

ついのんびり走ってしまいます。いそぐのもったいないと感じてしまう。

すぐついてしまうのだから。

山登りの車でにぎわう峠を今日は素通りして、そのまま下ります。

そして、登りの時は嫌なひたすらストレートの坂道を下ります。

山形のバイパスまでずっと下りなの、そして旧道で山川牧場のソフトクリームが

つぎの目的地、

なぜ黄色いんだろう、あとなんだかジェラードみたいな硬さ

あー、そういえば聞いたことがあります、白い壁が立ちはだかるって

いやほんとに壁だわ、12パーセントくらいしか数字的には出てこないけど

きつかった、はーはー息をきらしたままソフトクリーム屋さんになだれ込みました。

このさき二時間近く上るんでしょ、坊平ヒルクライムとかってやつ、

信じられない、ただ登るのでも気が狂いそうになるのに、自分には絶対無理だなあ。

集落のなかの一軒

さてと、70キロほど走ったのですこし足にき始めていました、

立ち上がって次はお蕎麦屋さん。今日は急がないのでちゃんと食べようかなつて。

たたずまいがおちつく。歴代町長のお習字はいらない。

ただ田舎のおそばだからなのか、そこだからなのかわからないけど

固くて風味があまり感じられなくて、上品なあっさりつゆともあわないような。

嚙むそばはあんまり好きじゃないんです、ごめんなさい。江戸っ子じゃないけど

落語の影響か、そばは二口ですすってあとは飲み込むもんだと思っているので。

いつか羊牧場見に行った時の近くにお馬さんがいました。

次は金山峠。

なんかいつかの筑波山と似ているんですよね、雰囲気が。

もっとひとが来てもいいのになと思ったら二組ほどすれ違いました。

向こう側から上ったことないけど、山形側はくねくね登り道で

七ヶ宿側は、直線の下りになるのですが、逆ルートだといやらしくないですかね?

 

つぎはいよいよ鳩峰峠。

むかし米沢に住んでいた時、夕方仕事終わってからドライブにきたことがありました。

その夕日のきれいだったこと。

以前自転車で来たときは、反対側に抜けて、七ヶ宿まで上がったのですが

今回は福島側へ工事で通り抜けができないので、ほとんど車も上がってこず

静かです、サルが道路でうんちしまくってました。酸っぱいにおいで臭かった。

鳩峰峠

高畠の町

高畠出身、浜田ひろすけ、むくどりの夢から

持ってきた補給食おやつと麦茶で乾杯

最高です

いやーでも坂の斜度も好みならば樹勢や、山の景色や、空の広さ、

風の穏やかなことまで好みです、ついレースしているのかと勘違いしてしまうくらい反対側まで使って頑張って上ってしまいました。

峠がまた素敵で、狩り払われているのか、なにかの自然の事情で

そういうものなのかわからないのですが低木や草がきれいなんですよ。

まるでもっと高山の峠のように。

 

だれも来ない峠でしばらくぼうっと、空や遠景を眺めていました。

むくどりの文字もなつかしく温かく、この峠にぴったり。

ときどき思い出すんですよ、この石碑のこと。

名残惜しみながらさて下ろうか。

 

つぎの目的地は、高畠の廃線後がサイクリングロードになっているのでそこへ。

車移動ばかりだったので存在は知っていても走ることがなかったんです。

それで、行ってみると自転車道路というより「緑道」という名前の通り

散歩道みたいな感じでした、さらに木の根っこでアスファルトが膨らみ

ぼっこんぼっこん、まあそんなもんですね。

まあ緑の遊歩道でした。

そうそうに見切りをつけて(というかひいたルートどおり)高畠から今度は

湯沼方面から赤湯の鳥上げ坂へ向かいます。

古代は湖だったという周辺だけあって、平らでそしてなんとな水路ばかり。

おもしろい地形です。高速ができたせいで、ちょっと位置感覚がおかしくなった。

なにか書いてあるのですがもう読めません

鳥上げも裏道へ、車ではなんどか通ったのですが、このトンネル改めてみると

煉瓦で重厚に積み上げられているの。

坂を登りながら立派な岩だなあと見上げたら、そこに銘板が。普通気が付かないと思う

上ノ山の温泉街では、古い町並みがつぎつぎと目の前に現れてはうしろに消えていき

まるでコマ送りでスライドショーでも見ているかのようでした。

こういう場面にであうと自転車っていいなと思うんですよ、車だと気が付かないんですよね、速いのと振り返れない、止まれないのとで。

 

あとはもう山形の町まで旧道一直線、以前営業車でずいぶん通った道ですが

バイパスできてから、ぜんぜん車がいなくなり自転車天国です。

道が地元住民のもとに戻ってきて静かになっていました、あのとき広いと思っていたけど

いまみると狭い生活道路でしたね。

 

さてアリナミンも効いてきたみたいで、ラストスパート、山形までずっと下り基調。

30キロオーバーで飛ばします、道も混み始めてきました。

無になって走り、走り、山形駅のエレベーター前に到着。

予定より一時間遅くなっちゃった。

 

いろんなレトロなものに触れたり、懐かしかったり、静かな自然も感じられました。

ぷち旅、満足、以前なら七ヶ宿越えて自走したけれどいまは無理みたいで

でも今できることをしとかないと、例えばあとなんかい鳩峰峠行けるかとか考えると

さびしくなるものがあるんですね。

 

それはさておきちゃんと食べると調子いいみたいということがわかりました。

今度から時間なくてもちゃんと食べよう。

話はそれからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまちゃんがうんこでないって。