その存在を知ってからたぶんまだ一か月もたっていないと思うのだけれど
日程含め参加できる可能性見えた夜に、覚悟のエントリー申込メールしたら
送信先が見つかりませんと戻ってきて、えー…しばし愕然
エントリーすらできないのかと。
と思ったらアドレスの打ち間違いでした、xlsxファイルを読めなかったり
(いまだxlsしか使っていない)、アドレスは画像だったので手打ちしようとしたら
てっきりsr600kmというアドレスだと思い込んでてよく見たら
600knと書いてあったり、スマホからでは入力できなかったり、なかなかの
罠満載で、すでにここから試練ですかと思いました。
ブルべペースで700kまでは経験あるけれど、ほんとのブルべ600kは初挑戦。
いやさらによく考えたらブルべは200km以上走ったことないんです。
距離というより寝不足で走るのが無理で、もう翌日以降仕事できなくなってしまう
と思って自分には関係ないとしていた600kmブルベ、
この新しい形態のものは二泊でと書いてあったのでその気になって考察してみたら
朝から一日230km走って夕方宿で夕食後普通に一泊して早朝出発、
また230kmり一泊というのので可能なので、えっそれはいままで普通に
やってきたことだ、と。ルートも一部走ったことがあるし、
あれれもしかして自分でもできるんじゃ？と思ったところから始まりました。
ただし獲得標高がすごいのですが、一日あたりに分散すると4000m弱なので、
まあいけなくもない。しかも東北に四本あるどのルートも
いつか走りたいと思ってでも無理だとあきらめていた道だったりするので、
まるで自分の普段のライドの延長のように思えてきたんですね。
ルートはブルべなので決まったところをたどらないとならないけれど
ほかのブルべと違い出発時間や日程を自分で組めるというのが自分向き、
眠気に弱いので、600km/60時間と普通の600km/40時間ブルべに比べ20時間も
猶予がある。仮眠で走るということをしなくていい。
ルートが山岳で厳しいということはあるけどむしろ街中を走りたくないので
これも自分向き、もうこれ参加しなくてどうする？と思えてきます。
ふだん山間地を一人で走っているし、標章つけた自転車を行く先々のランドマーク
で写真一人で写真証跡に残しながらなんてますます自分向き。
まるで行きたいとこ全部回ろうとルート引いたら日程きつくなっちゃった
というルート。なによりしたい、行きたいという気持ちさえあれば。
そこに認定というご褒美が背中を押してくれれれば途中で目的を失うことも
ない気がする。無理してということはないのですけど自分は行動に意味がないと
思うとすぐやる気失うので。だから挑戦というよりむしろ楽しみで楽しみで
攻略方法について思いめぐらせています。
行程表を立てていてふと気が付いたのは、
ぼくは山登りが好きで、温泉旅が好きで自転車が好きで、できれば写真も撮りたい、
そのいくつかが同時にできるイベントみたい。オモシロい。
さらに言えば普段ヒルクライムレースの練習にもなるので旅がてらあちこち
出かけているけど自分の行動がそれ自体が「目的」として存在するイベントだと
いうこともまた面白いんです。
つまり結果として物差しにしてきたレースがこのイベントの前ではどうでも
良くなってきたんです、このブルべが完走できればそのほうが面白いなと。
いつしか八幡平も、蔵王も興を削がれ不参加、参加予定ではあるものの磐梯も、
矢島もクリテリウムも実はどうでもよくなってきてしまった。
いままでただ好きでしていた山越えの旅もその先に続くこの三回参加の
山岳ブルべに至る道筋の「練習」になっていたとは、このブルべというのを
知るまでは考えもしなかった。
ひとに言えない理解も得られない自分しかわからない体験だけ増えていくみたいな
気がするけど完走というきわめて個人的な目標にむけどこまでできるかな。
考え甘いかな？
天気次第で強行はしないつもり。
そんな程度でいいんじゃないかと思っています。
もともとそんなにできない自分だから、決意して失敗したとしても恥ずかしくない、
当然の結果。自然環境や体調やいろいろあるし。だから挑みやすい。
一回で成功しなかったならまた挑戦すればいい。
とにかくちょっとでもできそうと思ったなら、やってみることが大事だと
思うわけです。
でも人って レギュレーションがあり目標、目的 あるならば 意外と
頑張れるのもしれない。
何人もの人が挑戦をしていてほぼ全員が達成をしている出された課題を
自分ができるかどうか
どうしたら達成できるかと自分の得意分野を積み立て、苦手分野をいなすべく
攻略方法を脳内で模索する日々です。
いろんなことの黎明期に立ち会いいまも成熟していく様々、
自分は面白い時代に生きているなあと思います。
夏以降なのでまだ先ですが、お天気だけ恵まれますように。あと一眼レフを
持っていけるようなバッグ買いました。
ただ…カメラ自体2キロ近くてあまりに重たいから持っていかないかもしれないけど。
