親のほうを描いたので、続きの子供のほうへと向かいました
主に白石から南の山間部のようです。
最初、パソコンで親のほうを描いてから、振り返っているなら
なにかの理由が欲しいよなあと、子供を描くことにしたので
位置的にどうしても下でなくてはならなかったのです。
二回に分けて走ることも考えたのですがやはり一画面の中に二匹を
収めたいし逃げずに頑張れるか自分…とも。
あまり走ったことのない地域で、これまで
丸森まで抜けたときに何回か走った程度。
住宅地の中ぐるっとしてからいよいよ坂へ、斜度がけっこうあったので
頑張りそうになるものの、いや頑張ってはいかん背中にピキッと来るぞ
きたらもうここで終わってしまうかもしれない、油断なく
あまり背中を使わないよう足の力だけで踏むようにします、
足の疲労は何とかなるので。

なんとかなるというのは、停まって休むなどいくつか方法はありますが、
今回はひたすら走らないと真っ暗になって山間部ということもあったので
とにかく止まりませんでした。ただでさえ速度が出ない登りに荒れた下りの
繰り返し藪漕ぎもあったりなので。
ひとつは平坦で極力骨盤立てて、身体を起こし軽いギアで足をくるくるさせます。
下りでは漕ぎません。もうひとつは走りながら太ももの脇?の張ってきた筋肉を
手で押しもみながらしばらく走ります。動かしながら力いっぱい押すことで
筋肉がばりんとずれる感覚があるのでそしたら完了、
そのあとはもうウソのように楽になります。
150キロくらい走りそろそろきつくなってきたので
この手をここらで使った気がします。
と、ここまで幾多の困難を乗り越えてきたわけですが、
ここで最悪のシナリオ登場、なんと道がない。

これはどうしようと悩むもすでに後半、これはどうする
いま自分はどの線をひいているのか、ズームアウトして確認してみます。
しっぽかな、しっぽならまあカットしても…
と思ったら、足の部分でした。
後ろ足がないと胴体だけになってしまう…どうしよう、
余計な線を増やすわけにもいかず、来た道を戻ってみることにしました。
林道発見、登っていくと、民家で畑仕事をするおじいさんがいました。
このさき抜けられますか?どぎきしながら聞きます。
抜けられるよー、大丈夫だよ。よかったーと叫ぶぼくに
後ろから気を付けてねー、と声、ありがとうございます!
そのあとも、地図をみながらあるいは現地で道を見つけるたび
この先をたどるとどういう出来上がりになるかそして道はつながっているか
と、ものすごい緊張でした、いけるか行けないか、行ったらどうなる
取捨選択。グローバルヒートマップというのも役立てながらほかの人が
通っているならいけるという
それも普段ありえない行く先の道の選択でした。

もはや感覚がマヒしてきていて、本来通るはずがなかった道を通っていると
なんだか素敵な道にすら思えてきます、砂利道じゃないしコケやぬかるみないし
ほんと素敵。
やがて無事に畑の里に下りてこれました。
なるべく足の感じをつくりながら、道をすすみやがて本来の意図したルートと
合流したころにはすでに日が傾き始めていました。
残り少ない時間。
田んぼのあぜ道を歩きながら、犬の散歩をしているおそらく近所の人と
すれ違います、夕暮れ。こんにちはと会釈をすると
あちらも挨拶、犬がわんわん。なんでこんなとこにとほんと怪しい人ですよね…。

残り20キロ10キロどんどん減って、最後ののぼりはどこの部分だろうと
思いながら、終了。
車がほんと少なくて助かりました。
これで9年間抱えていた、やりたいができないという忸怩たる思いを
やっと解放させてあげられほっとしました。
最近はもう一回に100キロも走らなくなって今年、初めて200キロ。
がんばりましたし、それにしてもこの秋ずっとシケっぽかったですが
いちばんの晴で心地よかったです。