うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

夢をみる

自転車で速くなりたいという欲求は実はあまりない。
いまある思いは、知らない、自転車で行ったことのない
道、土地を走ってみたい、ということ
もともとそこから始まっている場所
この目の前の道がどこまで続いているのか。
どこで分岐して、どんな風景につながっているのか

 

こどもが一歩を歩きはじめ、電車にのるようになった
そのときにいつでも帰れる。
タイムマシンのようにたどる道の違いで
風景の違う不思議に触れたいのかもしれない。

 

だから自転車でひとより速くなりたいというスポーツとしての欲求は
あまりない、
同じところをぐるぐるまわるとか、同じところを往復トレーニングとか
まったくもって、断固として全力で拒否。

 

ただ今回レースに出るのは、より上を見たいのと
初心者が速く恥ずかしくない走りをしたいということを目的として
モチベーションを高みに置きたいから。

ビギナースクールなどと、ひとに教わるのもいいけれど、
自分で経験し考え悩み行動し
自分の言葉をもたないといけないと思うから。


だからレースに出ることにしました。
しかも毎週。
遅いのに。

でもどんなこともしてみないと経験にはならない。
遅いなお。
速くなるための工夫や努力は、楽に距離や坂を走れるための武器になる。


ということで、土曜に
関山トンネルを抜けて、
面白山高原から
山寺に降りて
そこから笹谷峠を越えるというルートで
計画中。


ところで、
機材で欲しいものがあったら
今欲しいものよりワンランクいいものを買うと
そのいいものに一年後自分が追いついて行こうとするので
そのものが夢であり、やがて現実となるはず
子が親に追いつくように。

それがまあ、自分にはこんなものと思って買ったら
しょせんそんな程度でそこから先の夢を
見れなくなります、諦めを知ります。

夢をみる。
いいものを買うということは、
それを具現化するということ。