うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

赤いポテトチップ

1r0011478_1 昨日の夜中、ヨークにお酒を買いにいって
なんとなくスナックコーナーをみていたら
むこうから見つめるポテトチップを発見。
ひっくり返して製造者はと、みると「三浦製菓」。

これ、自分の中で意味のある事なんですが、
自然食の会社にいたとき、このメーカーに、
「芽が出たじゃがいもをポテトチップ企画」
真っ只中のなかにいたんです。
三浦製菓以外の会社では赤くなるからと
うけてもらえなかったけど、結果
「このじゃがいも」で作ったという分かりやすさで
ものすごく売れた思い出があります。

そのとき、思い入れとは別に、自分的に
おいしくて気に入ったので、なんとケースで買って
夕ご飯みたいに食べていたときがありまして。(中毒)

なんと言っても、油が違うし、じゃがいもの味がするし
おいしかったんです。以来、他のポテトチップでは物足りなくて
それからずっとこの味を探していた気がします。
とくにいまのころのこの味。

この時期の芽が出そうなじゃがいもは糖化していて
赤くなるのですが、でも味としてはおいしいんです。
それをいま、縁もゆかりもない東北で、しかもヨークで
買って食べるとは。
弱小だった自分たちが企画したものだけに感慨深くて。

しばらく思い出と共に、これにはまりそうです。
いま立場は違うけれど、似たような仕事をはじめて、
それにしてもよく、この時期に再び出会えたものです。