先日買って気に入った宗教曲のCDを、
よりいい音で聞きたくて
大事に取ってあった日本の、今は亡きMICROというメーカーの
CDプレーヤーを出してきました。CD-M2000X
10年以上前に30万くらいで買った高級機。
フィリップスの100万円のプロ機と同じ光学系を使っている実力派。
いま使っている、
パイオニアDV-800AVが2万ちょいだったので
その価格差に期待して、交換。
(もともとDV-800AVはDVD機なのでCD再生はおまけ)
CD-M2000Xは、とにかく重く、23キロもあり、
筐体がアルミむくなので、こぶしで叩いても
石を叩いているように、響かないすごさ。
いざ、再生。
と・こ・ろ・が・
なんだか、団子の塊。音に広がりがなく、
もやもやして、歌い手の位置すら不明確…。
大事に抱えていた30万円が
大事にしまっていた10年分の時間とともに
2万円以下に格下げされた瞬間でした。
名機のはずだったのに…。