ちょっと前、とある人に
ファンですと言われました。
有ったことない人だったんですが
むこうはすでに知っていて、
そしてファンですと。
また別の日、ぼくは仕事で
ゆうちょの自動引落しをお願いしているんですが
その担当の人は、引き継いで２代目で、先代のひとも
その伸びにびっくりしていて、
自分のことのように喜んでいたそう。
ふたりで、ぼくが新聞に載ったときに
ほらのってる、と見せ合ったんだそうで。
増えてすごいねー、と喜んでいただいていたそうなんです。
そんなことを、ふと、人づてに聞いて
うあぁ…
とただ、ため息で言葉にならなくて。
ぼくの自動引落しの数なんて、企業に比べたら
ほんと、取るに足らない数なんです。
なのに。
見えないところで、
個人を、支えていていただいた方がいたんですね。
ほんとに、吃驚しました。
ひとりでがんばっていると思っていたけれど
いつの間にかぼくは一人じゃなかった。
相手が男でも「愛してる」と言いたくなった。
ほんとにありがたいこと。
もしかすると
世の中って、不思議な善意で
あふれているのかもしれません。
すでに配達している通り道から
申し込みがくるというのも、自分のというわけでなく
そういう見えない渦のチカラによるものなのでしょう。
そう、みんなそういう渦の中にいたいのに
そういう、表現する場がないだけんです。
きっと。
ファンと言ってくださる方も
きっと、
みんなで、ひとつのことを表現しているんだと言う気がします。
