うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

御はっと家

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七ツ森のほうに出かけたときによりました。地図

建物に大きく、はっと汁と、油ふ丼と書いてあって
受け狙いかと、最初不安だったのだけれど、
お腹へったところだったのでまああまり深く考えずに。

なににしようか迷っていたら
うちは、無農薬の野菜を使っているのでおいしいですよ〔談〕
と、またまたいきなり先制パンチを食らってがーん、な気分。

はっと汁(しょうゆ)と油ふ丼のセット800円をオーダー。

紅ショウガ以外は全部自宅の畑でとれた
無農薬野菜100パーセント〔談〕
ふむむ、お漬物は、ちゃんとべったら麹漬け。
薄味の京芋の煮物に、きちんと小松菜をだし汁につけた「おひたし」
本場のものに比べ、少し味を薄くして油っぽさも減らした〔談〕という
油ふ丼は、なんだか上品。
はっとをちゃんと手でこねて伸ばして入れた、はっと汁は
やっぱり野菜がたくさん入っていて、上品な野菜の味がするお汁。
化学調味料の味が微塵もしない、だしの味が強くなにかを殺すようこともない、甘さも多くはない
煮込んでいない、まさに上品な味のはっと汁。

ほうじ茶が、なんだかおいしいので聞くと、
一度85度まで落として、そこで入れてからもう一度
沸騰させるんです。煎じるかんじ、なにより水がおいしいんです〔談〕と。

なるほど、確かに水ものとして、水が違う印象。

量も多く、この場所、価格でこの味。
仙台市内だと理解ある方が多くいると思うけれど
ここの地元民はどう感じるだろう。
ぼくなど本当に贅沢なことを言えば
おいしいという言葉の端と端で、今少しの物足りなさも感じながら…。
今度は、ラーメンも食べてみたい、
味噌味のはっとも食べてみたいとか
思うのでした。

なんというか、ご主人の姿勢が貴重な店。 そういえばテレビも雑誌も、新聞も漫画もなかったな。