自転車を見ながら酒を飲むという人がいるようなのですが
どうも自分にはそういう感覚がない、ようです。
サクラでも見ながらのほうがまだましなんじゃないか…
と思うくらいで、特に自転車自体にさほどなにも感じていない。
車もそうだけれどモノというのはいつか失われるもので
それに対して道具以上の愛情というのは持ちえなくなっているみたい。
ほかのひとのどういう自転車というのもあまり興味がない
あ、でもむかしは、愛情とは違うなにか感じていました。
あのとき、「なんで自転車かついで富士山の登山道登っている?」と
聞かれ応えられず、いまとなってはさらにわからないのですが
自分の中では自転車が擬人化していたような気がします。
ところがいまやクロモリフレームにさびが出ても平気だし
とくに、「自転車」以上のなにをも感じていない、
なんでしょうね、そうではない人がうらやましいような気も少しします。
そういえばピンクレディーとかキャンディーズとか山口百恵とか?
アイドルにもなにか感じたこともないし
美少女アニメとか、ロボものにもはまらないし
戦隊ものとか戦うものにも興味なしだし。。
酒は美しい音楽と、雰囲気のなかで 飲めればそれでいいし
自転車は楽しく軽く走れればそれがいちばんです。
費用を抑えつつ身体の劣化と疲労と怪我とバランスをとりながら
乗っていくことがなにより大事な自分の未来で
あと何年乗れるのかな、10年もないような気がします。
大丈夫と思ったのにちょっと急坂を登ったら、
数年前に日光の坂で痛めたふくらはぎや、
去年転倒して打ち付けた腰が痛む、夜です。