うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

真空管アンプ3回目の正月にまだ製作中

1r0010798 不自然な姿勢による腰痛と
近視と遠視と緊張感からの肩こりと
中学技術の知識と記憶力と
先を急がない思慮深さと
なんだかいろんなものと戦いながら
ようやくここまで。
三年越し。

正直、中級くらいの真空管アンプキットは
きつかった。
コンデンサーは熱に弱いとか
極性があるということを知ってはいても
->>->>という表示のどっちがマイナスだと悩んだり
めまいがしました。

悪戦苦闘の結果ようやく組み立て終了。
こうした後、初めてスイッチいれるとき
爆発するんじゃないかとびくびくです。
そしてそのあと、音が出たときの喜びと言ったら
ベートーベンの田園が頭の中にうたいながれるわけですが
今回…爆発や発火は発煙はしなかったもの
無音。
なんでだと
うなだれてもう一度回路図とにらめっこ。

ところで、真空管アンプって、普通のと
なにが違うのって言われます。

えーと。この真空管自体の真空のなかを音の電子が飛んで
増幅されるんです。
電圧とか電流とかいろいろ方式はありますけど
基本はそう。
だから音としてはシンプルな分、鮮烈、生っぽくリアル。

特にキットで自分で組んだものは、パソコンも一緒だけれど
壊れても、回路図があれば部品を買ってきて直せるというのがすごいところ。
だってタムラ特製トランス以外は真空管と、
コンデンサー、抵抗しかないんですから。

1r0010815 さてと、もう追いつめられた気分でへなへなになりながら
一時間にらめっこして、違うところを発見。
そういえばこの図のどっちがシールドか
悩んだ日のこと覚えていました。
わからないってことは、どっちでもいいってことか?
と勝手に解釈してつないでいました。
ただ、これこの図からは、シールドと芯線の関係が
釈然としないので
ただいまこのアンプの設計者さんに
メールで直接問い合わせ中。
これもまたおもしろいことかも。