うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

新潟、駒の湯温泉へ

久しぶりの200k越えライドから無事帰宅。さてなにから書きはじめましょうか。

なるべく話の内容が散らばらないように書こうとは思います。

一番の懸念は、下準備の時間のなさでした。月曜に支度をして、

出発は金曜早朝(夜)。そして睡眠は二時間半という短さというのも。

天気をみながらバタバタと当日車の中で決めるにして数種類出して

置きました、それでもなにか足りないような気がしつつ。

それと心配なのがたまちゃん。前日夜遊び足りなかったのか(撫でられ時間)

金曜深夜出ようとしたら、ごはん箱はあっちこっちにちらばりカラで、

ケージの中にむしった毛が散在してて…撫でろと怒り。

ごめんねと祈るように、ごはん大盛りにして、少し撫でて後にしました。

ぼくもよく眠れなかったんだよ、

君を撫でていると、うとうとしてしまうのにね。とつぶやいても聞こえない。

 

小野川を5時半出発。

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空気、きれい。

早朝はきもちいい。かつて住んでいたあたりの変化のなさを感じながら

いくつかの小さな峠を越えて、飯豊の「水没林」で名の知れた白川ダム脇をとおり

イワナを釣りに行ったりした滝止めを脇に見て、いつしかできていた飯豊トンネルへ。

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白川ダム、ここの山菜ラーメンがまたうまくてね。

斜度はそれなりにあるけど、車がこないしまだ序盤なのでゆっくりのんびり進みます。

景色の写真撮ったりしたけど、紅葉でもないし後からの風景に比べると出すほどでも。

(でも後の方では風景に慣れてしまって写真撮っていない、どうなんだろ自分。)

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気持ちいいーなー、直線の上りきらいだなー。

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と、そこへ唐突とあらわれた救いのトンネル。

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なんだこの道、上り下り1時間の間、車一台もなし。

大きなとおりは避けたいとしばらく旧道のようなとこや対岸を走ったりしていましたが

やがてそれもなくなり、国道へ。

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橋が多いね、会津

と交通量それほどでもない、新潟への道と勘違いしていたみたい。

行くとこへの道はあまり下調べしないことが多いので出会った瞬間が面白い。

けど、それは一瞬で、写真を撮るタイミングを逸することがほとんど。

心の中に刻んで先を急ぎます。

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ところどころ堰き止めダムで小さな湖面になっています。

やがてさらに交通量は少なくなってきて、それでもぽつぽつと集落はあり、

限界集落なのかと思うとそうでもなく活気がある。

やがて、炭酸水なるものが。

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新旧 橋がいっぱい。

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鉄道の橋かな、湖面をわたるトラス型の橋。

www.google.com橋マニアの人がいたら楽しめそうな地域です。

 

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これも鉄道橋でしょうね。

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湧水が炭酸水。

甘くて、しゅわっとしておいしかった、ボトル水捨ててお変わりの後

満タンにしましてその後しばらく楽しませていただきました。

ミネラルもあるのか、足つりの様相もなくその後調子よかったです。

なにしろ自販機はまああるものの、コンビニがないので(一軒山崎ストアがあるのみ)

こういうものはありがたかった。

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これは背の高い消火栓との自転車比。

しかしどこまで行ってもおんなじような景色おんなじような川の流れだなあと

思っていたところ、いきなりそれをぶった切るダムが現れ、そこからは景色も道も

一変。

只見ダムの向こう側に壁のようにそそり立つ田子倉ダム

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ノーリサイズ。見れますかね、空との間の白い壁。

ここからがすごかった。スノーシェードの数々、きれいだなあと思ったのは

初めてでした。そそりたつ柱のすきまを埋める緑の木々の間から光がきらきら。

180度半円をかいてまわる道路を覆うシェードの中央から滝になって落ちていく水。

そこに光が差し込み走っていくとまるで滝の裏側をめぐる回廊。

しゃれたホテルのエントランスか遊園地のアミューズメントかと、なんとも

ゴージャスな気持ちになりながらもくもくと次の景色を楽しみの登りました。

てっきり湖水の高さで行くのかと思っていたら、道はどんどん上がっていき

ずいぶん下になってしまいました。

 

とそこに注ぎ込む川の橋にレール?、鉄道がありました。赤さびているけれど

使われているのか、JRの車も数台止まっていて、えーこんなとこに鉄道?

まさかという風景、もしかして新潟県まで山を越えているのか…。

(記憶たどると水害かなにかで橋が崩れて今止まっていたような)

標高はたしか600メーターくらいで、まさかそんな低いのにという景色でした。

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レールはうまく取れるポイントが見つからず、屋根だけ。

だんだんとまるのも面倒で景色になれたこともあり写真撮らなくなってきまして。

スマホというのもよくないんでしょうね。ここもトンネルで通過して

一気に下ります、気持ちいいー。ここまで川に沿って登ってきたこともあり

平均時速が17キロくらい、予約の時の「夕方の17時までに来てください、

夕ご飯18時なので」というおかみさんの言葉をなんども反芻し間に合うか

間に合うかとどきどきしながら頑張りどころを探っていた自分に捲土重来。

でも下りでまわしすぎるとあとで来るから、まだまだとチャンスをうかがいます。

 

コンビニ相変わらずなし、ただ静かな集落をきょろきょろしながら

やがていい感じの下り基調、ときどき上りが現れます。久しぶりに信号。

…と思ったら信号で初めて止まった。もともと何か所かしかなかった信号、

ここまで150キロくらい走ってきて道路工事も含めて、初めて止まったことに

驚きながら走りづめだったのでちょっと安心しました。

 

行く距離のカウントダウン、緩やかな上りをがんばるがんばる、あと30分、

残り10キロ、時速で割るともしかして17時ちょうどにつけるか?

という欲も出てきたのですが、最後のコンビニによって、明日の午前中も食べ物も

仕入れレジ袋ぶら下げながら走ったこともあり(嘘です)15分おくれの17時15分着。

30分遅れスタートで、ここまで盛り返したのだからなかなかだな、と自画自賛したのが

当日のハイライトシーン。

そして、お風呂に入って疲れを取ろうと、した…。

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がんばったよー。ごはんください。

あまり下調べをしなかったことが裏目に。続きます。

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こんなルート

221.42km

  • 10:28:01
  • 2,810m
  平均 最高
スピード 21.2km/時 59.8km/時
経過時間 11:42:59