落ち着かない不安山積。あした走れるか、ルートはどうするか、
パソコンを持ってきていないのでルート変更した場合距離のあやふや
変更して時間内に走り切れるいける距離なのか、累積標高？など皆目わからず。
足の具合もありますがルートが…
かいつまんでいうと、通行可能かどうかわからなかったんです。
裏磐梯のスカイバレーそれと磐梯吾妻スカイライン。
ツイッター情報とかも見まくりましたね。
いつもは楽しみに見ているテレビとかはうるさいからオフ。
やがて大峠は通れるという情報を得ました。Twitterすごい。
スマホうっかりお湯で濡らしてしまいいつもは非接触充電なので忘れていましたが
しばらく充電できないことになりあわてて炬燵で乾かしました(してはいけない)。
夕ご飯、ご飯はこれで食べるの？ごはん茶碗がなかったので
おひつみたいプラ容器から直接食べました。
お代わりをくれと言ったらまた同じのが来たのでこれでいいんだろうと思いながらも
フライパンから食べてるみたいな違和感。
たっぷり食べたはずなのに2時間したらおなか減ってグーグー鳴る。
なだめることもできず飢餓状態。
バッグの抑えに詰めていたパンを二個、たまごやソーセージなど食べまくりました。
良かった持ってて。なかったらひたすら旅館で飢えてました。
健康的なんだか壊れたんだか
その夜は、テレビもつまらないので21時には床に入りました。
身体と心やすめましょう。
今日はちゃんとリスバリータイツ持ってきました。
それにしても、全くとりに来ないお膳そのまま3時間。部屋が焼肉臭いし落ち着かない。
注文したアイスクリームも来ないまま。
この旅館14000円なのに、驕った民宿みたい。
って寝てたら真っ暗な部屋に取りに来たよ。
岩の下から湧いている歴史ある岩風呂というのは興味深かったけどすごい宿。
当日スカイバレー16時までに通過ということが有ったので朝食なしで、
6時出発の予定にしていましたが、八時の朝食とってもオーケーな感じ、
言えば七時にも出してくれると書いてある…
でもこの宿には期待しないので、問うこともせず
3時半に起きたものの、そのあとこたつでぬくぬくしていました。
おなか減ったので、パンをまた食べながら。
あと、お湯おいしい。
エスケープに考えていた磐梯吾妻スカイライも雪だとか、
グーグルに聞くと現在マイナス2度、だというし、どうしようか。
もういっそすべてエスケープか、近くの駅まで下り坂。
でもそれもさびしい、いつかいわきで経験したけどむなしさだけが。
普通のローカル線は一日がかりの自転車速度での帰路になるしそれもひどい
(なんどか経験)。
そういえば昨日も朝出かけ悪かったけど、温かくなるとそれなりに走れたな、
いつも無理かと思ううち調子は上がってなんとなく走れてしまうみたい、
行けるとこまで行ってみようか、恐れずに。
とりあえず、作った予定ルートを追って。
でもいきなり20k近くの下りなのにこの寒さはと
もう最初の行程は廃棄、日の出を待って出ることにします。6時過ぎまで。
けど、ん？ちゃんと走れたとして
よく考えると大峠だと当初の予定より短いのかどうかもよくわからないので、
220は余裕みて13時間だから朝７時にでると米沢20時の最終にまにあわない。
(自宅位置の関係で福島経由より山形経由のほうが輪行は楽なので)
朝令暮改、前言撤回、急いで着替えに取り掛かりました。
ぼうっとしている場合ではない、帰るんだ。
グーグルがどうしても大峠経由での米沢までのルートを出してくれず
福島経由ばかり。大峠は開通したという情報があるのに、
かたくなに通行止めにしときたいの？バカなの？グーグル。
なんとか喜多方までを目標にしよう、あと大峠おまけで頑張れば米沢まで下りだ。
最近思うんですが、自転車でも同じとこをぐるぐる回り知らないとこを
走らないタイプのひとと
同じ道を走らない常に知らない道を求めるタイプの人といる気がします。
自分は冒険タイプだなあ、と思います。同じとこぐるぐるできない。
ぼくは旅行からもともと始まっているし本来のぼくの自転車の乗り方かもしれない。
きのうはRWGPSのマップを見ながら
ここから坂だ、あとどのくらいだなどと等高線など見てばかりでした。
等高線を置いあそこまでいったらもう少しだと思いながら走ったり
横に川が流れていればその流れを見ながら滝などあれば坂も急だと地形読みながら
走っていた、それもまた冒険。
で、ちょっと上るともういいよってすぐに繰りになる小さな山間部の優しさ
自分が引いた道は分岐を間違えないのに、人がひいたルートでは間違える
過去丸森ライドも、ブルベも間違えた、これは何でだろうと思うと
多分ルートを引いた人の意図が見えてないからだと思う
自分だと多分こっちだなと狭い道を入ったり広い道を行ったりすると大概あっている
そりゃあそうだ自分だもの。変だけど。自分が考えて引いた道を自分が間違えたことが
ないのは
そりゃあそうだ。ときどき意図を入れられず距離優先で変な引き方するときもあるけど
それはそれでまた冒険、たのしからずや。
そんなこと下りながらぼうっと考えていました。
ああ２日目の今日も日が照ってきた、気持ちいいな。
福島みんないい人だなあ、大きくよけてくれるしなんでかなあ。
初めての路、走った道が横にあるのに初めての路は位置関係わからないから
どこにいるのかさっぱりわからない、面白い。
登りが長く続き始めました、いつの間にか４号や東北自動車道をくぐり
違う山塊に入ってきたようです。坂きついパワー出ない。
腰の筋も痛めていて130wしか出ません。
まだルートをなぞっているので体調と相談して
どっち方面向かうか考えを決めなくてはならない時期になってきました、
広い二車線の左側線のさらに外側をまっすぐ走ってたら、
静かな山の広い立派な二車線上り坂、うしろから来た車にホーンならされました。
そしてその車は大きく反対車線へ入り追いぬいていく、何事？
ちょっと振り向いてその車を目で追いました。
ほどなくして道路の工事片側信号で追いついたときその車の右側に周り、
運転席の男性を窓越しに見つめたら窓開けたから、
なんか用だった？と聞いたら速攻、すみませんでしたと謝罪。
おいおいそれじゃなんかこっちがいちゃもんつけたみたいじゃないかと思ったけど
謝れられて、それ以上何も言い返すことがなく、すごすごひっこんだのでした。
しばらくなんで謝るんだろうと考えていました。
なにか意思表示したならば、その意思を通して謝らなければいいのに。
突き通せよ、そもそもいったいこの広い車と下りもあまりない、こんなとこで
ホーンならされるのかぼくはさっぱりわからない。
抜きたいならただぬけばいいだけなので、わざわざちょっかい出して
かまわないでほしいな。別に戦い求めてはいないので。
そのあと、羽鳥湖についてからさてどっちへ行くかと運命の選択。
体力筋力痛みと好奇心迷ったけれど80％で好奇心の勝ち、
行ったことない道へ遠回りして行こう、一番近いエスケープの会津街道は
去年走ったから。
でもよかったな、この道選んで。と交通量少ないきれいな紅葉見ながら思いました。
ちょっと登りがあったけど、やはりやさしい登りですぐに緩む。
きれいな景色をたくさん見れました。
そのあと、喜多方に降りるのに、ルートをはずれさあどう行こう、
グーグル地図ではいくら大峠越えて米沢案内してくれないので
仕方なく地名で恋人坂を選択、予定外の国道から
そこまで案内してもらうことにしました。
のぼってくだって、でもなぜ遠回りするんだ？とか暇なので
グーグルと会話するうち恋人坂に到着。
時間的にもう220キロというのもきついしというその辺でここから
米沢まで何キロあるんだろう
思いついて、ヤフーを試してみたらおっ一発で大峠経由。
距離は足し算すると199kいいなこれで、200ライドになる万々歳。
大峠トンネルは無の境地。
そんなにトンネルが狭いわけでも暗いわけでも、交通量が多いわけではないので
楽なほう。
福島からだとメインは下りだし。
東京山梨間の笹子とか、白鷹山形間のトンネルに比べたら天国。
笹子なんか昔は、道路公団かなにかトンネル管理事務所の人が
トラックに載せて自転車ごと移動してくれたんですよ。
大峠トンネルって、実は喜多方からはほぼ下りなのでいいね。
でもそこに至るまでのトンネル群がすべて登りなので、心削られる。
なんというか無の境地に入っていくみたいな。
静かな悟りを開くトンネル群です。
やっとトンネル越えて下り、でもまだ30キロほどある
そんなにあったっけ？と思ったらありました、
ほぼずっと下りで。
疲れた体にはやさしい長い下り。天使の羽で撫でられたみたいにやさしい。
ただ途中で雨がぽつりだったり、調光アイウェアが
寒いせいか、暗すぎてよく見えなくて怖かった←大きな課題。
駅に近い以前よく行ったうどん屋さんで地獄の辛みそうどんを食べて
電車の中でタンパク質補給して終了。
(いまってもしかして電車の中でもの食べちゃいけないのかな、
誰もいないすきにあわてて飲み込みました)
ガーミン、ゆっくり過ぎたせいか「適当な運動量」の最下限を示していましたけど
きつくてパワーあげられなかったんよ
自分の中では結構がんばったんよ。過酷な運動量に入れてください。
雨降られなくてよかった。
でもおととしこの時期に北海道いったことが信じられない
あのとき温かく一週間日に積雪だったっけ、運がよかった。
そして今日も、無事に。
行程は違ったけれど、やり遂げた。
ホッとしています。
思ったこと。
コンビニではレジ袋と手拭き必ずもらう。移動中汚れごみ入れたりおなかに入れると防
寒、手拭きは顔拭いたりチェーン拭いたりなかなか便利。
充電ケーブルは2本持参しないとだめだ。ガーミン達がなかなか充電しなくて焦った。
スマホも50パーまではすぐ充電するけどそれ以降がなかなか進まない。
旅館で飲むポットのお湯はとてもおいしいいくらでも飲める。
ひとりこたつの温かさは異常。
グーグルマップがだめならヤフードライブに聞いてみる。
ザバスは常に持っていると小腹の助けになる。
もみじの落ち葉は踏むとさくさくして砂糖菓子みたい。
楽しかったな
きつかったけど、不安だったけどひとつまたやり遂げられた。
またもう少しできること増えたかな。
金曜日やっと筋肉痛が収まりました、いままでで最高にきつい筋肉痛だったかも。
ぼくはまず自転車に乗る基礎体力レベルからで、乗ることでそれを作っています。
レースだなんだ以前に。
