自分が自転車を乗る前、とあるひとの履歴書を見た時、
趣味の欄にサイクリングと書いてありました。
ママチャリでサイクリングなのかなと思ったらママチャリでサイクリングでした。
いま自分が履歴書に趣味の欄に書くとしたらサイクリングとは違う気がする。
なんて書けばいいんだろう、いやそもそも趣味を会社への履歴書に書くことに
少し抵抗を感じざるを得ない時代。
でももし聞かれたら、自転車、かなあ、週末にちょっと乗るくらいですが
レースにもたまに出ます、なんて甘いなあ。
ところで、ふたつのレース(TTとクリテ)、タイムをお金で買うことにしました。
多分買えると思う、うまくいけば30秒?1分?。
これまで使ったことがないカーボンの高速域に強いフレームを
クロモリの予備機として使っているのでせっかくだからレースに生かしてみようと、
それにあわせてカーボンディープホイールを。
今日の昼間、予約をしました。
趣味だから結果の順位をあげたいというより
過去の自分のTTタイムを機材の力で少しでも上まわりたいというロマン。
あとちぎれて失格になりたくないという意地。
どちらも今後は出ることもないだろうから最後の夢。
中華の5万のをとも思ったけれど、尼コメ見ると柔らかくてレースに向かないとか
いうし、中身的にもいろいろ不安が。それで方向転換
ぼくのスプロケはカンパということもありカンパ用フリーボディを用意できて
ショップで組みつけもしてくれるということなので
安心のホイールレンタルサービスを使用することにしたというわけです。
定価は50万のホイールです…信じられない、ほんと?
それを数千円で借りれるのでものは試しですが、借りで安心ということもなく
ディープに恥ずかしくない走りをしなくては。
今日もまたガーミンに高強度不足ですと、お尻を叩かれる自分です。
でも…無理するともう体が壊れるので、高強度無理なんです…。
それと、たまたま、いま見つけた記事勢いで引用。
自分にとって憧れのアナさんの言葉。
これを書きたくてながなが今日のブログを書きました。
『アナ・キーゼンホファーは、以前のインスタグラムのビデオメッセージで以下のように語っている。
ときどき人が私のところに来て、こう言い始めます。「私もサイクリングは好きですが、あなたとは違います。私はただの趣味のサイクリストです。小さなレースのためにトレーニングしているだけです。」
それを聞くと、ちょっと悲しくなりますね。「趣味のサイクリストだけ」なんてありえない。「小さなレースしかできない」ということもない。
自分にとって何が大切なのかが重要なのです。最終的にどんなメダルを手に入れるかということではないんです。東京と書いてあろうが、グランフォンドのものであろうが。
そこに到達するために乗り越えなければならない障害こそが重要なのです』
言葉でもこのひとは、揺さぶる。