もともとあんまり好きなコースレイアウトではないなあと思っていたので
今年も出るのを見送っていたのですが、似たようなレイアウトの
八溝が調子よかったのに、パンクで終了という歯がゆい結果となったので
急遽悔しさそのままにエントリーしたものです、だけれど
その後飯豊行ってから体調を崩し、ここ二週間はさらに悪く
自転車どころではありませんでした、動けず寝ているしかできないありさま。
それでもここのところやっと普通に動けるようになってきたので、
まあ結果はどうあれ参加だけはしてみようかと、思ったわけです。
結果から言うと、意外なほどタイムは悪くなかった。
ただパワーは去年よりも出ていないので、妙な気はしますけれど。
頑張れるはずなのに頑張れないという感じは居心地が悪かった。
四時自宅出発、六時すぎ現地着、ねむいのなんの。
序盤は、後方スタートで様子見、そしたら去年よりハイペースで
普通に先頭集団ができて後ろかちぎられる感じになってきたので
あわてて、先頭まで追い付こうとしました、そしたら速度が緩まったのか、
勢い余って思わす先頭に飛び出てしまい、あーまたやっちまったと
思ったものです、で少し体調悪いから後ろにいると話したライバルのSさんが
先頭で引いていたので、あれだれか来たぞという感じで
二度見三度三されてしまいました。
しょうがねえな、と改めて先頭に出て、しばらく引きました。
いまだけしか持たない線香花火みたいな命、バチバチしたい集団に
くれてやるのも一興かと。
でやっぱり少し引いたら疲れて来たので、やっぱりやめたと左によって
後ろを促します、
が、来ないんだなあこれが。
速度は緩めたのに相変わらず来ないとこに、スマートにお疲れ、変わりますよ
と声出してきてくれた、ひとがいてしばらく楽させてもらいました。
下りになった時、足が残っていたので、しばらく五人パックの中のひとりとして
ついていきました。坂が始まって速度が落ちず結構なパワーにちぎれましたけれど。
結果から言うと、五位でした。
上出来です。
ただね、三位四位がずっと目の前に見えていて
ひとふみふたふみしたら追いつきそうなんです、でもそれがなかなか届かない
距離が縮まらない、ときどき追い越していく人の後ろに付いて速度を上げてみるけれど
圧倒的に近づくには至らない。
最後の望み、あそこまで行ったら、スパートだと斜度が緩むラストにかけます。
けど、そこに来たらあっという間にまたコーナーの陰に隠れて見えなくなり
つまり向こうのほうが前にいる分先にスパートしたわけで、
当然と言えば当然。あきらめましたね。
三位とは18秒差。でもねその差は数字以上もう姿が見えないほどに広がってました。
去年はかろうじてぼくが三位。その時四位だったsさんが、今年は三位。
雪辱を晴らしたというところだろうなあ、と他人ごとのように思います。
悔しいとか、ぜんぜんないんですよ。
もともと走れただけで満足です、しかもろくに走っていないのに
この順位ってなにという感じ。プレゼントみたい。
ただ、思った以上に酷使したみたいでこれだけできるはずという部分が
今の自分には高かったのか、下りで足がつりそうになりました。
初めてですレース後に足が張ってつりそうになるなんて。
あと、おまけのお笑いパターンとして、のぼりで今回パンクしなかったので
ようやく落ち着いたかと思ったら
下りの平地になったところでパンクしたことない前輪がパンク。
えーっ、という感じ。
パンク修理キットもってレースしないと、帰りに自転車で帰れないことになる。
前輪がたがた言わせながら、なんとか乗ったまま車まで到着。
帰路に、自転車で走りたいところがあったのですがご破算。
観光旅行しながらゆっくり帰りました。
白布、米沢。
この大会はの参加は三回目だけれど、なんか好きになってきたかも。
ちょうどいい坂の長さだし、季節的にも涼しいし、前半と後半と
性格が違うから飽きないし、運営が変わって前日受付しなくてよくなったし
10時半には終わるし、こじんまり規模がちょうどいいし。
来年は、雪辱を晴らすぞとか言ってみるか。
そもそもそんなにやる気ないのはどうしたらいいんだろ。
ついでに書くと、つい先頭を引いてしまうのはなんかね
ずっと人の後ろに我慢してついていることができない性分なのと
なんとなく前に出ないとフェアじゃない気がして
レースしている以上、力を出し切るレースをしたいと。
いちばん前って、静かで気持ちいいんですよ…。
前を走っているとそういうこともちょっと思います。
