うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

駒の湯温泉

いやしかし、眠くて眠くてね。距離も走ってないうちからモーロ―。

耳だけすませときどき意識してですが目をつぶりながら走ってましたので

やっと宿についてほっとしました。

 

この宿について知っていたことは、ごはんが18時からということと

電源は自家発電、ケータイが入らないということ。

でも温泉がぬるいとは…、なんということだ、

川沿いの露天風呂入ったはいいけれど、やっと体温となじんだと思って出たら

寒くて…。温泉というよりというより冷泉。

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写真で見るといいんですよね

ちっとも疲労回復にならなかったような…。一度入って終了しました。

 

楽しみにしていたごはんは、田舎の山菜と魚料理で手間がかかっていて

おいしかったです。塩気もちょうどよくてご飯がすすみ、

燃料であるごはんもおかわりできたので助かりました。

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赤いのは地元で祝い事の時に使う膳を不要家庭から分けてもらったとか、木地。

いわなが内蔵とってあって、いろりの炭火で3時間じっくり焼いたとかで

飾り塩の効果もありこれだけでご飯2杯行けました、当然まるかじり。

牛肉のたたき、鶏肉の生ハムとは、自信がないと出せないし、とてもおいしかった。

 

でも全体を宿としてみたとき、不便というより不案内な部分が多いのはなんだかな。

いちいち伝えるのに疲れたのかもしれません、そのわりにお客への注文は多いけど。

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灯油ランプは眩しいほど明るく、さほど臭くもない。

夜は7時に床に入り、特にやることと言ったら充電機器の管理だけで、

そのため少し差しかえしたりするくらいで

それでもほんとにやることがなんにもないので、粋人でもないぼくは

たっぷり寝るつもりでランプを消して早くに布団に入ったのですが、

うだうだ眠れず、さらに4時ころ目が覚めて

なんだかまたまた寝不足。たまちゃん撫でているとすぐ寝てしまうのに。

 

仕方なく朝お湯など飲みながら過ごしました。

朝ごはんもまたしっかり作ってあってありがたかったです、特に、

豆腐は手作りかな、その辺説明がほとんどないのでわからないのですが

濃くて豆乳もおいしかった。こういうのでその日の疲労度が全然違うんですよね。

納豆も質の良さはわかりました。おかずひとつひとつがおいしかった。

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川魚や山菜がうまいのは、おいしく食べる料理の仕方をしっているということ。

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温かい豆乳での湯豆腐は初めて。うまかった。

魚沼コシヒカリはもっちりしてて、そうかこういうものだったのか。

二杯食べておなか満タン、補給食もあふれたバナナをレジ袋に入れてぶら下げました。

ハンドル周りが重たくて。

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補給食、計算したら4000キロカロリーほど。

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バナナ3本が意外に重たくて。

料理がおいしく食べられたのでまあいいや。満足しました。

不満だったことは忘れることにします。

さてと、今日は峠を5つ越えなきゃ。無事帰れますようにと

祈りながら出発。8時半出発、昨日は幸い雨に降られませんでしたが

今日はばっちり午後から雨マークです。

覚悟して雨具は取り出しやす場所に移動。

モンベルツーリングドライサドルバッグは思ったよりでかくて雨具一式は

持ってこないつもりが空間を満たさないとパッキングできないので

クッション材として入れてきてたのでした。

(結局雨具使わなかったけど)

 

 

 

 

新潟、駒の湯温泉へ

久しぶりの200k越えライドから無事帰宅。さてなにから書きはじめましょうか。

なるべく話の内容が散らばらないように書こうとは思います。

一番の懸念は、下準備の時間のなさでした。月曜に支度をして、

出発は金曜早朝(夜)。そして睡眠は二時間半という短さというのも。

天気をみながらバタバタと当日車の中で決めるにして数種類出して

置きました、それでもなにか足りないような気がしつつ。

それと心配なのがたまちゃん。前日夜遊び足りなかったのか(撫でられ時間)

金曜深夜出ようとしたら、ごはん箱はあっちこっちにちらばりカラで、

ケージの中にむしった毛が散在してて…撫でろと怒り。

ごめんねと祈るように、ごはん大盛りにして、少し撫でて後にしました。

ぼくもよく眠れなかったんだよ、

君を撫でていると、うとうとしてしまうのにね。とつぶやいても聞こえない。

 

小野川を5時半出発。

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空気、きれい。

早朝はきもちいい。かつて住んでいたあたりの変化のなさを感じながら

いくつかの小さな峠を越えて、飯豊の「水没林」で名の知れた白川ダム脇をとおり

イワナを釣りに行ったりした滝止めを脇に見て、いつしかできていた飯豊トンネルへ。

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白川ダム、ここの山菜ラーメンがまたうまくてね。

斜度はそれなりにあるけど、車がこないしまだ序盤なのでゆっくりのんびり進みます。

景色の写真撮ったりしたけど、紅葉でもないし後からの風景に比べると出すほどでも。

(でも後の方では風景に慣れてしまって写真撮っていない、どうなんだろ自分。)

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気持ちいいーなー、直線の上りきらいだなー。

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と、そこへ唐突とあらわれた救いのトンネル。

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なんだこの道、上り下り1時間の間、車一台もなし。

大きなとおりは避けたいとしばらく旧道のようなとこや対岸を走ったりしていましたが

やがてそれもなくなり、国道へ。

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橋が多いね、会津

と交通量それほどでもない、新潟への道と勘違いしていたみたい。

行くとこへの道はあまり下調べしないことが多いので出会った瞬間が面白い。

けど、それは一瞬で、写真を撮るタイミングを逸することがほとんど。

心の中に刻んで先を急ぎます。

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ところどころ堰き止めダムで小さな湖面になっています。

やがてさらに交通量は少なくなってきて、それでもぽつぽつと集落はあり、

限界集落なのかと思うとそうでもなく活気がある。

やがて、炭酸水なるものが。

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新旧 橋がいっぱい。

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鉄道の橋かな、湖面をわたるトラス型の橋。

www.google.com橋マニアの人がいたら楽しめそうな地域です。

 

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これも鉄道橋でしょうね。

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湧水が炭酸水。

甘くて、しゅわっとしておいしかった、ボトル水捨ててお変わりの後

満タンにしましてその後しばらく楽しませていただきました。

ミネラルもあるのか、足つりの様相もなくその後調子よかったです。

なにしろ自販機はまああるものの、コンビニがないので(一軒山崎ストアがあるのみ)

こういうものはありがたかった。

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これは背の高い消火栓との自転車比。

しかしどこまで行ってもおんなじような景色おんなじような川の流れだなあと

思っていたところ、いきなりそれをぶった切るダムが現れ、そこからは景色も道も

一変。

只見ダムの向こう側に壁のようにそそり立つ田子倉ダム

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ノーリサイズ。見れますかね、空との間の白い壁。

ここからがすごかった。スノーシェードの数々、きれいだなあと思ったのは

初めてでした。そそりたつ柱のすきまを埋める緑の木々の間から光がきらきら。

180度半円をかいてまわる道路を覆うシェードの中央から滝になって落ちていく水。

そこに光が差し込み走っていくとまるで滝の裏側をめぐる回廊。

しゃれたホテルのエントランスか遊園地のアミューズメントかと、なんとも

ゴージャスな気持ちになりながらもくもくと次の景色を楽しみの登りました。

てっきり湖水の高さで行くのかと思っていたら、道はどんどん上がっていき

ずいぶん下になってしまいました。

 

とそこに注ぎ込む川の橋にレール?、鉄道がありました。赤さびているけれど

使われているのか、JRの車も数台止まっていて、えーこんなとこに鉄道?

まさかという風景、もしかして新潟県まで山を越えているのか…。

(記憶たどると水害かなにかで橋が崩れて今止まっていたような)

標高はたしか600メーターくらいで、まさかそんな低いのにという景色でした。

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レールはうまく取れるポイントが見つからず、屋根だけ。

だんだんとまるのも面倒で景色になれたこともあり写真撮らなくなってきまして。

スマホというのもよくないんでしょうね。ここもトンネルで通過して

一気に下ります、気持ちいいー。ここまで川に沿って登ってきたこともあり

平均時速が17キロくらい、予約の時の「夕方の17時までに来てください、

夕ご飯18時なので」というおかみさんの言葉をなんども反芻し間に合うか

間に合うかとどきどきしながら頑張りどころを探っていた自分に捲土重来。

でも下りでまわしすぎるとあとで来るから、まだまだとチャンスをうかがいます。

 

コンビニ相変わらずなし、ただ静かな集落をきょろきょろしながら

やがていい感じの下り基調、ときどき上りが現れます。久しぶりに信号。

…と思ったら信号で初めて止まった。もともと何か所かしかなかった信号、

ここまで150キロくらい走ってきて道路工事も含めて、初めて止まったことに

驚きながら走りづめだったのでちょっと安心しました。

 

行く距離のカウントダウン、緩やかな上りをがんばるがんばる、あと30分、

残り10キロ、時速で割るともしかして17時ちょうどにつけるか?

という欲も出てきたのですが、最後のコンビニによって、明日の午前中も食べ物も

仕入れレジ袋ぶら下げながら走ったこともあり(嘘です)15分おくれの17時15分着。

30分遅れスタートで、ここまで盛り返したのだからなかなかだな、と自画自賛したのが

当日のハイライトシーン。

そして、お風呂に入って疲れを取ろうと、した…。

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がんばったよー。ごはんください。

あまり下調べをしなかったことが裏目に。続きます。

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こんなルート

221.42km

  • 10:28:01
  • 2,810m
  平均 最高
スピード 21.2km/時 59.8km/時
経過時間 11:42:59

支度

旅支度をしています。
今回のスペシャルグッズはボトル。

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八幡平のしずくという日本酒がものすこくおいしい。

コンビニが60キロ程度ないとこが往復三か所あることから
いざというときに備えて、かねて買ってあったブリタの簡易浄水ボトルを投入。
よく持っていたのを覚えていました自分。
八溝の時、水が危なかったですからね。
これのフィルターを外して麦茶などを運用していざというときに
フィルター装着、小川の水でも飲めますよっと。

(フィルターレスで通常運行)

あと、雨天ということや、1泊でも旅館に荷物を送らないこともあり
700キロのときに使った大きいサドルバッグはあるのですか、
それより少し小さいサドルバッグを新たに購入しました。
ダサモンベルですが、安いサドルバッグで破けたりチャックが壊れたり
色々使えなかったことがあり山中なにかあると困るので
アウトドアブランドの信用性に頼みの綱を委ねて。
来たらすぐ防水スプレーを施工予定。まだ来ないけど間に合うんだろうか
モンベルポスト(通販

リアタイヤも心配。
こないだレース用自転車に着けていたものを外し
もったいないからこっちに付け替えたのです、
古いし軽量タイヤなのでパンクの心配が。
それでCO2ボンベ切れの不安解消のため普段持ち歩かない手動空気入れを持参。
一晩で2bar抜けるラテックスだし。

荷物は減らしたいけど雨ということもあり、装備の取捨選択に迷います。
優れた専用モノよりなにかしら兼ねられる二流のものを持っていきたい。

今日も峠行きましたけど、登りの気温は28℃となっていて
下りは18度で寒い。肩が凝りました、暑いのと寒いのと
どっちに合わせるというと寒いほう。
大げさに言えば山間部で寒いと死にます。
走り続けるから防風メインかな、雨具兼用でもいいけど
雨具のほうを逆に外して下着をメリノにして
ジャージを防水素材のにするかな。

チェーンが油切れたのかキーキー言い出してたので
清掃して油差したり、旅の準備を着々と。

それと体をやすめましょう。

 

オフ日、事務仕事。


雨の休日、恵みの雨。

平日は16時間労働しているということに気が付いた。
忙しすぎる毎日の中でわかったこと。
乗らないと劣化すること。
乗りすぎると回復せず疲労すること。

今週末、旅の日程を入れました。予定外のいきなりでしたが
行きたかったところに、チェックがてら電話したら、23日で閉じるということと
土日はすでに予約が一杯ということで、バイトの有給入れていた今週金曜に
急きょいくことにしたという次第。

走れるか心配で行程をこれ以上は無理というところまで車を絡め短縮しましてね。
雨の確率が高いのですが、行かないと行きたい気持ちは後悔として来年一年
もちこすことに耐えられない。いままで雨天ライドは避けてきたけど
坂も距離も縮めたのだからすこしくらいチャレンジする部分を残してもと。

ただ木曜夜遅くまで仕事して、金曜(深夜車で出発)早朝自転車スタートということで
睡眠時間がほとんどないという憂き目は仕方ないかな。

毎日がぎりぎりのボロボロで、自転車に乗ってもおんなじ。
違和感なし。
 

電話で、登山ですか?と聞かれ自転車で行くのが目的というと、
登山だとトラブルが多いので、自転車なら大丈夫ですという。
なんで?と聞くと、ひとつはやぶの中歩くことでチャドクガでかぶれて
部屋の中にそれを持ち込むことがあり、他の方に迷惑がかかるのと
雨だと突然キャンセル、もしくは連絡もなくキャンセル料も払わず
という肩か゛あまりにな多いのでと、若干憤慨したご様子での説明。

必ず来てくださいね、という宿の方の声に、台風でなければ行きますと
答えまして、だからそんなに待っていてくださる方がいるなら
疲れて入る温泉も楽しみですが、雨でも必ずいかねばならないというわけです。
あと、食事が18時からなので17時には来てください、という…
更にハードルあげられて出発時間も早朝暗いうちになりました。
ちなみに、朝食は8時からなんだそうで、えっ遅いですねと言ったら
電気が自家発電で、ランプだと暗いのでということでした。

翌日も帰着時間の予想立てたら早くても23時ころの車着で、ほんとの帰宅は深夜。
けっこう時間的にハード。

宿ではモバイルバッテリーは充電できるけど、ケータイは入らないとかいう情報も

えっ?今かけてるのは090ですけどと聞いたら衛星電話だって。

なんだそこ。

いけるかなあ、久しぶりの連日200キロオーバーもあってかなり不安です。

 

蕎麦牧場足湯ライド

今日は160キロくらい走ろうかなと考えていました、

前日夜までは。

昨日脚が張って痛くて夜よく寝れなかったこともあって、朝だるいこと。

 

それで無理だ、と行きたいところに行くことにしました。

お蕎麦食べに遠刈田、その後デザートに牧場ソフト、そして癒しの青根足湯。

総行程100キロ。まあこのくらい朝飯前、のはずでしたが

いやあ、疲れました。

身体が重たくて。

いや12キロくらいある自転車の重さに身体がついてかないのかも。

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かもそば、甘さが癖になります。

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ちょっと胸焼けするので牧場へ、坂、頑張る。

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ご褒美がなければ登らないです。

今日なんどももう登るのやめようと思ったことか。

実際、峩々温泉迄の坂がずっと8%なのね。

いままできついと感じたことなかったのはなんでだろう、

今日は峩々温泉前の紅葉台まででもう無理でした。

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かけ流しのお湯の音、鳥のさえずり、木々の擦れあう音、寝転がって聞きます。

その後足湯したけど、これとて気持ちいいけど、その後けだるさが

ましましになったような、ならないまでも復活したのかどうか。

 

またこれで週末まで乗らないとおんなじこと繰り返すんだろうなあ…。

1日なら頑張れるけど、連日だと疲れが取れないんだなあ、たぶん。

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手でもみもみしてたらこてん、とひっくり返って、爆睡。

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お目覚めの伸び~、脚長い。