ある事情でしかたなく、くまちゃん教室に住んで
もらってた時期が2か月ほどあります。
ゲージから出してもその1メートル四方から、じっと
ぼくの授業が終わるのを待っているのでした。
待ち疲れると、だらけて寝てますけど、
床との境から絶対にこっちへ
こないので生徒さんも驚いていました。
くまちゃん表情があまりないのですが、体全体と、
一日ごとの積み重ねでキモチを表現します。
意外に賢いんですよ。こっちが気がつかないだけで。
たとえば、「昨日やらなかったこと」は「今日もやらない」。
「昨日やったこと」は、「今日も同じ時間にやりたい」という
くまちゃんのプライオリティな気持ちがあるようなので、
ぼくはできるだけそれに答えてやりたかったりします。
くまちゃんにしても、我慢しなきゃいけないとき、安心できるとき、
とてもよくわかっている気がします。
つながりを分かち合ってぼくの脇で寝転がる姿は、ただの甘えんぼですけど。
