岩出山の麹屋さんからの帰り道
適当に蕎麦屋の看板をみつけた、昼もとっくに過ぎた時間。
看板の道案内通りに、進んでみます。すぐ「そば」かと思ったら
どんどん、街道から離れて、、田んぼ、牧草地、
山の中、へとどんどん進んでいく。
あれ間違ったか、遠いな、もどろうか、などと気持ちの
迷うちょうどそのタイミングに蕎麦の幟が
立っているので、なんとなく引き返すタイミングを
外されるような感じで、注文の多いレストラン的な
場所についてようやく蕎麦屋さん。
意外や結構な人。
山の谷間のその蕎麦屋さんぞろぞろと大繁盛。
2時近くという時間も時間だったので、さすがに
空いてきていて、助かりました。
人気の理由がよくわからない店だったので
てんぷらそば、1600円とか
さすがにそんなのは、食べられず
ざる850円にしました。
とっところが
これがうまかったんですよ。
最初、目に飛び込んできたのを見て
なんだこのでかいトレーは。またこんな入れ物で驚かせようとして…と
ひねくれ物は思ったりしたものの、
さらに見ると
そばがなんとまあ、いい輝きなんです。
それで食べ進むと、これがうまいんですよ。
蕎麦も、つゆも、うまいの。
おまけの天かすも、ばっけみそも
ありがたい。
途中で、でてきた蕎麦湯、これもまたどろっとして
つゆに少し入れて、一緒に蕎麦を食べると温くてもう、
ほんとうにうまいの。
なんで蕎麦屋ってこんな山の中でも人が来るんだろう
なんで蕎麦屋って高いんだろうとか思ってたけれど
いやあ、ここには、参りました。
850円でこれならもう大満足。
