飯豊まで

一年に一度くらいは行きたいのが飯豊小国。

ほんとは泊りでゆっくり小国を回りたいところですが

春のシーズンが過ぎてしまったので次は秋かなと思っていました。

でもなんとなく夏に行きたい熱が持ち上がってきたため

出かけてきました、ルートはいままで通ったことのない峠道をメインに選択。

獲得標高が少なすぎるので行きに蔵王経由をおごって帰りは輪行予定。

今回は写真メインになりそう。

朝四時出発。

ぐたぐだ寝ぼけながら登った蔵王は涼しかったのですが

山形に下ったとたん暑かった…。

雲海も日が昇ってしまったあとでは白けすぎて。

山形側の枯れた風景もいいものです。

うさぎカフェです。(となりの自販機が)

アブよけかな、洋服着てて大事にされているなあとちょっとほっこり。

予定外でしたが、語るときりない昔馴染み(25年前)の店。暖簾なく近所の人しか来ない。

まったく変わりない、エアコンなし。扇風機を出してくれました。

冷たいラーメンってこの店で食べて以来のファンです変わりない味。

当時45歳くらいのまだ若さのあった奥さんでしたが、中学生くらいだった娘さんが

前に出てきていました、おばちゃんはすっかりおばあちゃんに。

当時冬にはこたつに入れてもらって家族の中で食べたものですが、おばあちゃん

ぼくのことみても気が付かなくて、ちょっとそれが残念。ただあいかわらずの

和やかな優しい雰囲気でした。

ほかにはもうこのあたりは、当時を思い起こさせるものは家も店も

ほとんど潰れてしまっていました。

この家は変わりない…。

そのあと、昔一度だけ通ったけどあまり通りたくないと思った道は舗装されたかな

とルートを引いてみたのですが…

いや昔よりひどい、廃道レベル
押すしかなくて初めてロードで押し歩きました。

もう何キロ歩いたかな、クリートで登山している気分ちなみに斜度10％、時速3キロ

クマ鈴だけやたら鳴り響かせながら、汗だくで押し歩き続けやっとこ舗装路でて

ほっとして振り返るとこの先通行不能の看板。反対側の入り口にも立てておくれよ～。

そのあと小屋(地名)で山小屋をやっていた珈琲屋さんはどうなったかと思ったけど

そこも見つからないほどでした、ここを維持したいから、土方で働きに出たとか

言っていたのだけれど。釣りキチで、大沼デパートでライズという喫茶店やっていた。

間欠泉への道は、さっきこりたから最初のこれで引き返しました

間欠泉、なにかもうやっていないとのことだけど、旅館やる前に二、三回入りに

行ったことがあるので行けるかなと思ったけど、

ちょっと道が無理でした、車が通れないようにコーンが立っていたのでこの先

もっとひどいんでしょう。

なんかねいろいろと、切り捨ててもう管理しないというところばかり増えて

さびしく感じました、昔、数年澄んでいたいわば地元でしたから。

暑くてたまらないのとなんだかめげたのでもっと走る予定でしたが、

15時白川荘にチェックイン、フォレスト飯豊は四年前休廃業

飯豊旅館も倒産、賑やかなのはキャンプ場だけ。

なんかさびしい。