うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

気持ちの準備なく

1pict5932夜八時、雨降りのなかクルマで出かけたんです。
信号待ちをしていたら、だれかが助手席に向かい
「スイマセン、ちょっとすみません」と不必要にでかい声でなにやら言ってます、

(こっちは何にも用ないんですけど)とか思いつつ
窓を開けるといい年の男が 声を落とさず

「どこまで行くんですかー?」
(聞いてどうする?と思いつつ)
「まっすぐだけど」と答えると
「いやあちょうどよかった、誰も乗せてくれなくて、お願いできますか」

え?タクシーじゃないんですけどと思ったものの、つい、ハイと言っていました。

傘をたたんで乗り込んできて、信号が青になりました。

気持ちの準備なくいきなり知らない人が乗り込んできたので、
助手席だけタクシー状態です。
ただ一言二言、交わした瞬間に、それと気づいたので、
まあいいかなと。多分知的障害者なんです。

いろいろ馬鹿にされてきた不満、を道中ぼくに言います、
「おれ、○が△にあったのだってちゃんと知っているんだ、
×だって□にあったし…」

ああ、あなたはそうして大変な世界にがんばっているのね。
聞きながらこの人は世の中の人、
みんな友達で、みたいに思っているんだろうな、と。
多分みんなにはわからない、ただ怖がられる、あなた。

写真と内容は、「スクリーンセーバー」でした。