スカイラインだけは前登ったことがあるのだけれど、あのとき二日酔いの
脱水に加え、タイヤに空気入れるの忘れててでひどかった
目的地の五色沼手前の下り切ったとこで痛みにたまらず引き返したっけ。
今日は、前日に飲みすぎず、水分もたっぷりとって冷感下着を装着して
補給食も準備万端。
ルートとしては福島駅から、高湯経由浄土平旧道で土湯、ランチしての往復です。
以下写真多めですのでご注意。
さて車を福島駅近くに止めて、下から頑張る。
斜度はどんどん上がっていきクライマックスは無散水融雪地帯。
ここを頑張らないように抑えながらもなんとか乗り越えると
ゆでたまごの匂いがブーンとしてきます。いよいよスカイライン。
ここで最後の自販機があるので甘いとこを…あれ?ない、なくなってる。
ちょっとショックでした。ということであとは水でがんばる。
気温が低く脱水をおこす感じでもなかったのが救いでした。
自転車がたくさんいました、一気に抜いていった人、すれ違う人
翌々週のレースに向けてみんなすごいな。
ぼくはというと力を入れず、むしろ抑えて往復しようというだけの下見ライドです。
走りながらぼうっと考えていたのですが、通常200ワットで走るところ
今日は180ワットまでで走ろうと思っていたのですが、クロモリに荷物積だと
おそらく10Kg超えてるんですよね(追記、計ったら12kでした)、カーボンのだと6kg台
ftpだとクロモリ210に対し、カーボン240くらいでしたが
これってもしかすると、ftp基準ではなく体重+自転車の重さのパーウェイトレシオで
判断すべきなんじゃないてすかね、と。そうすると共通言語になる。
計算してないけど、同じような力で回したとき、同じパワーウエイトレシオなはず。
パワーだけだと軽い自転車だと高めに出るので普段乗らないので惑ってしまう。
もしかして常識?
途中で追いついてきた人に抜かれ、しばらく追走の後今度はぼくが追いついたので
抜いて、そしたらしばらく逆に追走された後、抜かれてと、いい刺激になりました。
予定外で、疲れたけど。
目的地は、浄土平でなく1622メーターの道路最高地点(峠)なのでそこまで
がんばります、そして下り、旧道下り1時間はけっこう首に来た。
それにしても寒くて、高湯側は20℃ほどが下るにつれ16℃ほどに下がっていく
ぶるぶる震えながら下りました。(防風衣は温存)
それにしてもところどころガスがかかり福島側は景色が見えるけど
猪苗代磐梯方面がまったく見えずなのが残念。
下り終えたらランチ。地図で探していたら都合いい場所にあった店でした。
が、どこが店かわからず、自転車に乗ってトレイル。
なんか童話の世界みたいな店の入り口でした。
ちょうど11時半、先客が一組だけでしたが
やっぱり女性3人組は賑やか。
カレーは辛口と書いてありましたがほんとに辛口でした。
サラダたっぷり、ご飯もカレーも普段自宅で食べている倍くらいの量で
デザートに手作りババロアと挽きたてコーヒーで1200円は高くはないですね。
愛想ないけど。
ランチ終えたらジェラードだ、たくさん食べようと思ったけど
ホームページと違ってほんの少ししかなくてざんねん、寒かったから
それでもいいのだけどこれは予定外でした。
さてとコンビニで水と補給を仕入れてスタートしたらちょうど後ろから
自転車が来ました。ぼくはというと180ワットキープなのでしばらくして
抜かれるかなと思ったら、離れていて…と思うと少しして近づいて来たり
を繰り返します、もうずっと同じそんな感じ。
時間でいうと15秒ほど、距離では50メーターほどをキープしてつねに
ぼくが視線に入っているよう、
なんで?抜けばいいのに?と思いながら走ります、図らずも前を引いている格好に。
こっちもレースではないので楽をしたいときもあるのですが、力を抜けません。
ときどき120ワットに落ちます、さすがにきつくて脚もだんだんしびれて
疲労感が溜まってきました。幕川温泉だったか赤湯だったか上の稜線に出るあたりで
つりそうな感じになってきました。
時折向かい風。傾斜は確かに緩いけど8%は普通ときどき10パーセントもあります。
ずっと180ワットに抑えていましたが、だんだんそれがマックス、出せなくなって。
後ろの彼が追いついてきたとき、前どうぞと、手をやりますが、
その後も変わらずで、ほんとつらい。
やがて工事中停止で、横に並んだので、聞くと限界だと。
まだ自転車初めたばかりで、再来週のレースに息子に誘われて
出るんだけど、長くてきつくてもう、さっきの温泉で限界、もう限界超えてて
ぼくもですよ、とは言わなかったけど長いからきつい、とハモッたので
通じたでしょうね。
その後もまた同じように…ぼくもほんときつくて、暑くはなくてむしろ
それで助かったのですが、長い距離を特定パワーで頑張るという練習にはなりました。
いい刺激でした。でも自転車はじめたばかりって…。まいったな。
浄土平って自転車も有料なのかな、なんだか入りにくくて通過。
そのまま下りましたがやはり寒い。
うっかりぼうっとしそうになるのでブレーキはいつになくかけ続けました。
高湯温泉にこころ惹かれたけど駐車場激こみ。
その後、信号で止まった時脚がほんとにつって初めてでした。
自転車でつったの。もうなにかきっかけがあると、ふくらはぎからふともも
ハム、腰のあたりまであらゆる筋肉がどれもつる一歩手前。
高湯側は、温泉からだと意外に短いと思いました、あと坂にめりはりがあって
きついと思っても長くなくすぐなだらかになってを繰り返すので
ギアチェンジが忙しかった、
きついと言っても12%ととかあったかな?蔵王みたいな坂ドーンというのもないので
レース強度でも走りやすいかも。
一方土湯側は、レース強度だと、自信ないなあ…。などと考えながら
下りにも飽きたころ、いきなりの路面の変化。
無散水消雪の地帯はびっくりしました。吹っ飛ぶかともいましたよ。
コンクリート凸凹凸凹凸凹の振動がすごすぎ。振動で視線が定まらずよく見えない。
下り切ったら一気にそのまままっすぐ、福島駅と言うのが面白い道です。
町がぱあっと広がった時、ああ生きて帰ってきたと思いました。
あと下調べの時コメダがあったのでそこをゴールにして
かき氷か、ソフトクリーム食べようと思ってたけど、冷え切って寒くて無理でした。
帰宅後自宅でバブ風呂で温まりました。
久しぶりです、こんな疲れ方。