うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

おおつち新山ヒルクライム2023

このブログってきわめて個人的なもので、人に言わないことも書いていたりします。

そこで、ちょっと思ったのですがぼくのともだちって言えるひと、

たまちゃんしかいないような気がします。

まあこんなこと書いたって…しょうがないんですけど

こんなとき慰めてくれるのは言葉より、態度なのかなあとふと思ったもので。

 

今回のヒルクライムレースは減量とサプリを飲む一か月ほど前から始まりました。

体重は当日一キロしか落ちなかったし、サプリも効果があるんだかないんだか

結構いくつも買って毎日だと高いので、効果によっては考えてしまいます、

亜鉛はいいような気がしますけど。

鉄とか、コエンザイムQ10とか、ルチンとか、減塩とか?どうなんだろう。

 

一週間前から休養に入りました、ふくらはぎの痛みも毎日マッサージ

前々日は身体全体の調整マッサージ、前日も休養、はやくに寝て…

と思ったけど、自宅だと翌日のこといろいろ考えてしまい支度もしつつ

寝ながら心拍上がりアドレナリンが出てしまうのか、寝付けない。

早い時間ということや、いつものように身体を使っていないので寝られない、

ようやく寝付いた朝四時前に起きて、無料高速をぶっとばし、ときどき

一車線を60kmでゆっくり走っているトラックにイラつきながら

なんとか七時に大槌到着。

 

スペシャルドリンク作って、支度もそこそこに、スタート地点について

ケイデンス高めにパレードラン、

沿道の人が相変わらず優しく手を振ってくださりありがたいこと。

お客さんの同僚だという同年代一位常連のひととは無事話をできました、

スタートタイミングあえばいっしょにとも。このとき脳内妄想では

うまくがんばってついていったら二位?とか思っていたので笑っちゃいます。

 

あと大阪から来た高齢者の人とも再度あいさつ、塩抜きのはなし聞きましたが

ちょっと何言っているかわかりませんでした、汗かいても塩が出なくなるから

利尿剤とか言っていたけど、そこまで追い込んだことない、そもそも利尿剤って

普通売ってないし。

 

リアルスタート地点は二年前に車で通った時クマが歩いていた。

とりあえずそれは忘れて、例の一位の人とS川さんが行くというので一緒にスタート。

一位の人はあっというまに見えなくなっちゃいました…。

なんでしょ、ついていったらいけないレベル。

そのあとなんとなくs川さんのうしろに遠慮気味についていたのですが

ふっと速度が落ちたので、引くの変わろうかという思いで前に出て

ほぼ270wほどで行って気が付いたらうしろいなくなってました。

自分としては250wで行くつもりだったのですがつられて出しすぎてしまったみたい。

 

そのあと、どんどんパワー落ちる、坂きつくなる…

中盤直前には、220がやっとそのあとも落ちる一方、200とかいうときもありました。

序盤、自分の身体が他人みたいでどうもしっくりこない、いつもち違う

感覚に状態がわからずでした。頑張れるのか、ここまでなのす、いなしていけるのか

ここまでなのか、その辺の加減がつかめず、パワー的には行けるのに

なんでいけないというへんな感覚のまま、もはやここまでなのかと。

いつもしないことが積み重なり、いつもの感覚がどっか行ってしまっていました。

峠へ走り始めていつもならここまで、そのあと戻ってきたりとかいうことが

わからない浮いた感じ。塩減らすとか、減量とかするんじゃなかった。

それともあちこち痛みが有ったので前前日夜と前夜に飲んだ炎症痛み止め成分が

まだ血中に残っていてそのせいで感覚が鈍感になっていたのかな、さてさて。

 

ちょっとした下りからのぼりに変化するとこで、あげてしまったアウターから

インナーに落としたら、すかっと空回り、チェーン落ちしてしまいました。

頭が、疲労度マックスで通常なら気を使って一緒にリアも変速して

フロント落ちを防ぐのですが、忘れていたし坂がそういう条件のところではなかった。

走りながらなんともできないということを確認するやいなや

止まって、ディレイラーを前に押しチェーンを手繰り、あうたーにひっかけ

クランク回し、引っかかっているのを確認してから再スタート

という行程、これ何秒かかったんだろうと、思うんです。なんとせも考えました。

減速から加速まで含めると20秒から30秒?

 

後半は、思ったより坂がきつくなかったのですが、やはり210wが限度

もうなんかあとのレース全部キャンセルしようかと本気で考え始めていました

つらすぎる、がんばっても、なんでがんばってるのかわからない感じの一人旅、

ときどきうしろから来る人に抜かれるだけ

スタートタイミングが早かったせいもあり、たぶんひとりも抜いていない。

情けなさだけでいっぱいでした。

 

ここからほぼ緩やかというところからがんばって、最後の坂で出し切って

あとはもうへろへろ。

しばらく休憩所で休んで、小雨が降ってきたタイミングで下り始めました。

以前、すっとんで曲がり切れず林の中に突っ込んででんぐり返ったカーブは

無事ゆっくり通過しました。

怪我しないのがいちばん。

 

リザルトはスタート地点に戻ったらすぐ掲示されていました。

なんと30秒の間に三位から六位までの四人がいました。

入賞できませんでした。

…ぼくが何考えているかわかりますか?

でもね救いは、過去最高だったんですよ、自己タイムが。

だからあんな苦しかったダメな自分だと思ったけど、ダメじゃなかったんだ

頑張ったその結果全部のセグメントで自己最高だった、というのがうれしいんですよ。

ストラバもそういって褒めてくれます、よく頑張りましたって。

 

だからとりあえず満足です。

で、サプリとか明日からどうしようか。

休養したほうがいいのか、減量したほうがいいのか、それとも毎日

一位の人みたいに泉ヶ岳ですか?

宮沢賢治じゃないけど、丈夫な体があればそういうこともできるだろうけど

無理できないから、普段通り日常どおりがいいような気がしています。

サプリは一日おき程度、減量しない、休養大事。

 

おおつちヒルクライムは工事で今年で最後かもしれないとのこと、

再挑戦できないのが残念。

会場のジビエカレーのふるまいおいしかった。

みんなが応援してくれる感じが暖かいしコースもきれいだしありがたいです、

たぶん税金も投入されているんだろうし、見えないボランティアのちからも

あるのだと思います。

できれば継続を願います。

 

走っているときもうレース嫌だと思っていたけど

磐梯吾妻とかエントリーしてみようかな、去年の自分を越えてみたい。

ライバルとか、友達とかいないのが残念。

もしかすると、ずっと東京にいたらいたのかもしれないけど

親戚も含めそういう関係全部捨ててきちゃったからな…。