うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

広野まで

もともとね、高校の時毎週末に山行っていてその山登りの隙間の夏休み

ランドナーという重たい自転車に荷物満載して

空力や重さなんて考えずにただひたすら当時はやりだった峠越えを頑張っていました。

で、あるとき連泊だからと荷物外して、身軽で富士山のスバルラインにのぼったら

その軽いことまるで羽が生えたみたいに特にフロントあたりが軽くて楽しくて

うっきうっきで登りました。

それがねぼくの原動力、いまも。

だからせっせと重たい自転車で荷物積んでゆっくりと坂を上って

旅をする、そしてときどきすべておもり開放してヒルクライムレースに参加。

そのときばかりは軽いはずなのにいつもと変わらず苦しくて、でも

楽しいのね。

だから、レースに向けてのトレーニングを積むというのはとても自分には

できないけれど好きな何かをしていることに意味があるのなら、楽しい。

逆に言うとしていることに意味がないととっとと嫌になってしまう。

おはよう、なんでもないいつもの川

 

今日は二か月前、シフトワイヤー切れで未遂だった旅のやり直し

どうせならと行ってたのしかったとこは繰り返し、行ったことなかったところまで

伸ばしてすこしルートをきつめの再設定。

朝四時起き、ほぼ睡眠時間は四時間、眠い、きついこと。

走り出すと足が痛い、いつもは朝起きて足が痛くても

乗るとまあごまかせるのだけれど、今日のは踏んでも回しても

ふくらはぎの筋肉が引っ張られている痛みでしんどい。

持つかなあと、さらに強度を抑えてなんとかかんとか進みます、

やがて坂でふくらはぎをのばさないように腰で回すようにしたら楽になりました。

うしろから見ると滑稽なお尻の動きですたぶん。

紫立ちたる雲の細くたなびきたる、とふと思い出す

やがて日が上がってきて、霧が加か買っているのが見えました。

なんでもない町が、スペシャルな情感に包まれます。

一眼レフ、持ってこようとしたけどボディキャップレンズにしても入らなかった。

フロントバックなどモバイルバッテリーの重みでタイヤに当たるので走り出して

すぐ撤去せざるを得なかったし。

破損恐れてフロントバッグならと思っていたけれど残念。

(あと可能性としてはカメラバッグをキャリアのバッグの上に積むこと

とにかくやってみないとわからない)

秋保

一眼レフ持ってくれば…

あぶくま手前の山塊ではみどりに包まれてとてもきれい。

まるでレンズごしに見ているみたいと思ってよく考えたら今使っている

日中用アイウェアレンズと同じツァイスのT*コーティングだったのでそのせいかも、

くっきりして肉眼で見るよりきれいなの。

ただの峠の三叉路

再建されたけど、あぶくま駅流されるほど豪雨だったんですよね

それと、いろんな匂いがして楽しかった、とぅもろろこし?きゅうり?とか

犬みたいだけど、敏感になって楽しいって

不思議な感じ、街だと嫌な人工的な臭いしかしないので。

ここ通るたび自転車と向かい合わせてこんにちは、したいと思ってまして

霊山あたりでガーミン調べ気温30度、水をあまりとっていなかったことに

気が付いてあわててとったりしつつ大霊山林道はとてもお気に入り、

いい感じの坂で車いないし好き。

半分まではゆっくりと思っていますがなかなか半分にならずだんだん

疲れて来たのもこのころ。

この角度って山寺っぽい。

ソフトクリームは飲み物でした。ジェラードおいしかった。

やがて何キロとか感じなくなっていつしかそれも麻痺してくるのですが。

丸森のダムは初めてとおりました、下のほうは舗装していなくて

ちょっとあれでした。

丸森のそのあたりより阿武隈川の北側のほうがなんとなく好き。

あと、はやま湖の道も好き、こないだと違う道を通ったけど

「飯舘快適だ道」のほうが好み。そのあと、いったん町へと下って補給。

以前使っていた県道34号に入り

それから六号以外は、帰還困難区域だし当然自転車通れないと思っていたけど

どうももしかして通れるんじゃないか、だめならまあ六号でと思いながら

走っていて浪江まで来たけれどそのさき特に規制表示もなく

ふつうに県道35号に。交通量は激減するもそのままアップダウンを繰り返します、

現在位置関係もわからなくなったころ途中の交差点で警備員がいてなにか

言われるかと思ったらやはり止められて

ここから先だめ、戻れと言われたらぼけ老人のふりでもしようか思ったけど

聞くと、ここから町のほうへ下るのは帰還困難区域のため通行止めで自転車は

通れない、でも県道35号なら通れるからそっちに行ってくださいと、

もともと予定していた右折の指示。ありがたや、この時点で今日の予定時間通りの

到着を確信しました。(国道288号のあたり)

そのまま35号を南へ進み、コンビニで補給して、広野まで。

結局六号を通らないで行けたのは収穫でした。

コンビニでふとタイヤを見るとなんとビートが見えてる…まだ半年なのにアジリストめ

この道アップダウン嫌になるけどこれもだんだん麻痺するのが面白い。

途中変などこにもつながっていない道路と交わるなんの案内もないトンネルが

有ったのが不思議、仙台だとつぶされててもおかしくないのに

自由に入れるし(ぬかるんでて入りたくない真っ暗だし)

インターネットで調べたら常磐線の廃トンネルらしいけど唐突すぎてびっくり。

読めない

あと海も見ました、津波の痕跡まるでなくきれいな公園になっていた。

こないだと同じホテルだけど自転車はあらかじめメールでやり取りして

150万する自転車だと、部屋に入れさせてくれるなら泊まりたいと

やりとりしたらおっけーが出たので自転車と部屋でいっしょに泊まりました。

自転車と一緒

気持ち的には自転車一泊料金払わなくてもいいのって感じ。

荷物の出し入れやセッティングなど、雨や盗難防止のほかにそりあたりが

とても助かるのでした。

分解していつでも帰れる体制を取らなくていいことでやる気なくすこともないし。

ごはんは好きなシチューとかつおとホタテの刺身がおいしかった。

食べ放題なのがうれしい。

塩分振りかけにしまして。

タンパク質補給して、翌日四時起きのため22時に寝ました。

疲れているのに早い時間になかなか寝付けなくて。

さあ。



で、朝起きてご飯を四時にとろろだ、明太子だなんだと満腹になるまで食べて

五時に出発したら二分で雨が降ってきて、これであと一日ずっと雨の中走るのかと

嫌になり目的を失ったので、エスケープルートを模索。

せめてと途中まで35号で戻ることにしたけれど、やはり雨が嫌で富岡まで

一時間まるで腹ごなし程度走って終わりにしました。

普通電車は原ノ町で仙台行乗り継ぎ。


あとの週末日程がタイトのため多少雨でもトレーニングついでのため

強行けれどやっぱりまた未遂になってしまった。

またいつか再度行くことになるでしょう、うちから100キロ超えたあたりからは

一泊でないとなかなか行けないのになにか惹かれる道なので。

 

 

ところで広野ってどこ?って感じですよね。

まっすぐ海沿いをいくなら仙台から日帰りできなくはないのが

微妙な位置です。

 

撫でる?